4. オリックスの2Q決算は増収増益!上方修正+増配+自社株買いの拡大も
オリックスは2026年3月期第2四半期(中間期)の連結決算を発表しました。営業収益が前年同期比11.5%増の1兆5644億9700万円、営業利益は同23.3%増の2428億7800万円、中間純利益は同48.2%増の2710億9600万円と、増収増益となりました。
同日に2026年3月期の連結業績予想を引き上げました。最終利益を従来予想の3800億円から4400億円へと上方修正しました。
業績好調を受けて、オリックスは2026年3月期上期の1株当たり配当予想を従来の60円から93円76銭へと増配しました。
加えて自社株買いの取得枠を拡大することも発表しました。従来の上限4000万株・1000億円から、同6000万株・1500億円(500億円増)へと引き上げました。
5. まとめにかえて
今回はオリックスの株式のリターンや株価騰落について振り返りました。
保有する銘柄、投資を検討している銘柄の旨味や魅力は、タイミングや状況によって変わります。
気になる銘柄があれば、今回振り返ったような基礎情報を自分で調べてみることをおすすめします。
※本記事の制作にあたって、一部AIを活用しています。
執筆者
株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)において、株式市場の動向や個別企業の株価や決算の解説記事を担当しています。読者の皆様にとって、中立で客観的な判断材料となるように、丁寧でわかりやすい情報発信を心がけています。
モニクルリサーチファイナンス部に所属する編集者は、機関投資家として勤務した証券アナリスト、銀行での法人融資やアナリストとしての企業分析やIR・財務コンサルティング、またM&A支援に携わり、経済情報番組「日経CNBC」での解説経験も持つ株式市場の専門家、日経QUICKやブルームバーグ等で長年プロの機関投資家に向けて金融記事を執筆してきた記者経験者、大手銀行のセミナー講師として全国の個人投資家にNISAやiDeCoといった資産形成を伝えてきた2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)資格保有者で構成されています。
その他金融業班ではその他金融業セクターに特化した銘柄を取り上げます。ファイナンスや企業決算といった専門的な分析のみならず、個人の資産形成に寄り添う視点を兼ね備えていることが私たちの強みです。信頼性の高い情報をもとに、読者の皆様が金融や経済をより身近に感じられるような記事をお届けします。