3. 景気ウォッチャー、「現場の声」が政策や生活のヒントに
「景気ウォッチャー調査」は、内閣府が政策判断を行う際の重要な指標の一つで、物価や雇用、賃上げなどにも影響を及ぼす可能性があります。
現場の声をもとにしているため、企業の経営感覚や消費者の購買意欲といった「リアルな経済感覚」をつかむのに最適です。ニュースで「DI」という言葉を見かけたら、その背景にある“現場の景気感”にも注目してみてはいかがでしょうか
4. 景気ウォッチャー調査、現場の声が映す「回復の兆し」に注目
今回は、2025年11月11日に発表された「景気ウォッチャー調査」の結果をもとに、景気の現状を見てきました。全体のDIは49.1と前月から上昇し、特に非製造業では久しぶりに50を超えるなど、明るい動きも見られました。
一方で、住宅関連ではやや慎重な姿勢が続くなど、分野によって温度差もあります。こうした現場の声を通じて、景気の回復が少しずつ実感されてきているとも言えるでしょう。
今後も、日々の暮らしや仕事に直結する「リアルな景気感」を知る手がかりとして、景気ウォッチャー調査をチェックしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
・内閣府「景気ウォッチャー調査・調査の概要」
・内閣府「令和7年10月調査(令和7年11月11日公表):景気ウォッチャー調査」
村岸 理美
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)