我が家の事情はちょっと特殊だったかもしれません。しかし、おむつってトレーニングしないととれないのでしょうか?
トイレトレーニングしない親は怠慢だと言われるかもしれません。しかし、トイレトレーニングのおかげでおむつがとれたのか、それとも本人がパンツにしようと思ったからできたのか、どっちなんでしょう?
もちろんトレーニングのおかげで本人がおむつを卒業しようと思い始めた、とも考えられます。親の立場からすると、親自身ががんばったトレーニングの「おかげで」子供のおむつがとれたって思いがちなんですよね。だって、子供のためにこんなに頑張ったんですもん。
子供って、けっこう一人の人間としての思いや意志がありますよね。おむつに関しても「親の期待に応えないと」という気遣いを持つ子もいるかもしれません。
頑張りすぎるとつい見えなくなってしまうもの、それは子供の気持ちです。おむつが1日でも早くとれると嬉しいのは親。でも子供はどうでしょうか? 子供が自分の気持ちに素直になって、草木が伸びるように自然と成長できたらいいなとも思うのです。
シマダマキ