長期の資産を運用する年金基金も年率で数%前半のリターンを(できれば)継続的に得ようとしています。プロ投資家でもそうしたスタンスであるということをまずは知っておきたいところです。

では、30代ではどうしたらよいでしょうか。

まずは支出の見直しを

上記の調査からは、およそ2割の世帯では金融資産を保持していないことが分かります。

まずは家計に無駄がないのかを把握し、貯蓄に回すお金を捻出していくという行動が必要となるでしょう。

小さなことかもしれませんが、スマートフォンなどの通信費や有料放送などの出費は毎月の支出としては意外に大きく、それらの見直しが有効です。通信料は毎月の通信料をコントロールできるとプランも変更でき、これまで以上に安くすることができます。

また、預貯金はあまりないけれども、生命保険は加入しているという人もいるのではないでしょうか。保険内容を見直しすることで保険料が安く抑えられるケースがあります。保険の見直しも有効です。