4. 「年金生活者支援給付金」を請求し忘れた場合は?
日本年金機構から届く請求書には「提出期限」が明記されていますが、まだ手続きを済ませていない方もいるかもしれません。
提出期限を過ぎても申請は可能ですが、2026年1月5日を過ぎると、2025年10月分から2026年1月分の給付金をさかのぼって受け取れなくなります。
給付金は「請求を行った月の翌月分」から支給が始まる仕組みのため、手続きが遅れるほど受給できる金額が減ってしまいます。
次回の年金支給日は12月15日。受け取れるはずの給付を逃さないよう、早めに申請を済ませておきましょう。
なお、一度受給が認められれば、支給要件を満たしている限り、原則として再申請の必要はありません。
5. 「年金生活者支援給付金」はいくらもらえる?
年金生活者支援給付金は、年金と同様に物価の変動などを考慮し、給付基準額が変動します。
2025年度は2.7%引き上げられ、老齢年金生活者支援給付金の給付基準額は5450円となっています。
- 老齢年金生活者支援給付金(月額):5450円(+140円)
- 障害年金生活者支援給付金(月額):1級6813円(+175円)・2級5450円(+140円)
- 遺族年金生活者支援給付金(月額):5450円(+140円)
実際の支給額は、上記の給付基準額をもとに、保険料納付済期間などに応じて計算されます。
