年齢差によっても、大変さは変わってくるようです。

1人目と2人目が4歳差、2人目と3人目が2歳差というママは、「2歳差がこれほど大変とは思いませんでした。下2人ともオムツ、着替え、お風呂、食事介助が必要。特に外を歩く時には3人目を抱っこしながら、ヤンチャな2人目を追いかけ、1人目もまだ交通ルールに関しては安心できないので神経を使いました」とのこと。

1人目でも2人目でも同じですが、小さな子と外を歩いたり買い物をするときは気を張りますよね。また、年齢が近いとお世話も2倍、3倍と手がかかります。

3人とも2歳差というママは「小さな頃はあまり記憶がありません…(笑)洗濯物は多いし部屋も片付かないし、全員が喋るわ泣くわで、あまり外出もしませんでした。でも、育ってくると3人で遊んでくれるので助かります。小学校に上がれば学校も習い事も一気に行けるし、皆を旅行や遊びに連れていけます」と、一気に子育てが済む利点もあるようです。

子どもの年齢が離れたママにも聞いてみました。「上2人が2歳差で、3人目は8歳離れているので、上の子がお世話をしてくれたり、学校に行っている間に3人目と触れ合えるので育児に余裕はあります。3人目は可愛いだけで、育児も楽しめます。

ただ、学校に通う期間が長い。あと何年旗振りをやるんだろう、PTAは…なんてよく考えます。上の子たちと下の子では、予防接種の内容や育児情報も違いました」。年齢が離れると、育児に余裕が持てる分、子育て期間が長くなりますよね。

同じ子ども3人といっても、年齢や性別によって、大変さの内容もこれだけ変わってくるようです。

宮野 茉莉子