NECがしぶとく昨年来高値更新! 日経平均株価は続落

【東京株式市場】 2019年3月6日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3週間ぶりの続落、一時▲175円安も下押しはせず

2019年3月6日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 21,596円(▲129円、▲0.6%) 続落
  • TOPIX 1,615.2(▲3.9、▲0.3%) 続落
  • 東証マザーズ株価指数 946.5(+2.5、+0.3%) 4日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:737、値下がり銘柄数:1,291、変わらず:105
  • 値上がり業種数:8、値下がり業種数:25
  • 昨年来高値更新銘柄数:18、昨年来安値更新銘柄数:11

東証1部の出来高は10億1,677万株、売買代金は1兆9,688億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。手掛かり材料に乏しく、前日以上に模様眺めムードが強まりました。売買代金は2月26日以来となる2兆円割れになるなど、厳しい閑散相場が続いています。

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そのような中、日経平均株価は円高進行等を懸念して終日マイナス圏での推移となりました。後場の序盤には一時▲175円安まで下落する場面も見られましたが、そこから一段の下押しはなかったようです。最後はやや挽回したものの、終値は2月14~15日以来の続落で終わりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となりましたが、下落率は日経平均株価より小幅に留まりました。これは、日経平均株価を構成するような大型株への売りが優勢だったことを示唆しています。

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東証マザーズ株価指数は4日続伸、売買代金は21日連続で1,000億円超え

東証マザーズの出来高は7,667万株、売買代金1,222億円となり、いずれも前日より減少しました。商いは前日よりは減ったものの、医療バイオ関連株を中心に個人投資家の物色意欲回復は続いており、売買代金は21日連続で1,000億円超となりました。

また、一部の主力株に継続して買い戻しが入ったこと等により、株価指数も小幅上昇を維持して4日続伸となりました。ここから950ポイントを固めに行くのか、今後の動向が注目されます。

トヨタ自動車が6日続落、セブン&アイHDなどコンビニ株への売りが止まらず

個別銘柄では、前日に大幅高となったファーストリテイリング(9983)が一転して急反落となり、エーザイ(4523)、アステラス製薬(4503)、塩野義製薬(4507)など主力医薬品株も総じて大きく値を下げました。

また、コンビニ株への売り圧力も増しており、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)やセブン&アイ・ホールディングス(3382)が大幅安となり、ミニストップ(9946)は3日連続で昨年来安値を更新しています。

その他では、自動車株も総じて下げが続いており、SUBARU(7270)や日産自動車(7201)が続落となり、トヨタ自動車(7203)は6日続落で引けたことが目を引きました。

一方、ソフトバンクグループ(9984)がわずかに上昇し、花王(4452)や資生堂(4911)なども堅調に推移しました。また、ハイテク株ではシャープ(6753)が大きく値を上げ、NEC(6701)は再び昨年来高値を更新しています。

その他では、任天堂(7974)が買われ、連日の大幅下落となっていたスズキ(7269)も小幅反発となりました。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が堅調に推移して5日続伸となり、ファイバーゲート(9450)は4日連続で高値更新となりました。一方、サンバイオ(4592)が反落し、MTG(7806)は連日で昨年来安値更新となっています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。