3月に入り、2020年卒業の大学生による就職活動についての話題を耳にするようになってきました。業界研究や企業研究に時間をかけているという学生も多いのではないでしょうか。
シリーズでお伝えしている「就活企業研究シリーズ」。今回はその中でも京都大学理学研究科(修士課程)の卒業生が就職する人数が上位の企業ランキング及びそのうち上場企業2社をピックアップし、有価証券報告書をもとに過去5年間の業績動向、従業員数、年間平均給与や最近1年間の株価動向について見ていきましょう。
京都大学理学研究科(修士課程)の卒業生が就職する上位企業ランキング
京都大学が2018年9月に発表した、2017年度における同大学理学部研究科(修士課程)を卒業した学生の就職人数が二人以上の就職先は以下の通りです。
- 富士通:4人(1人)
- キヤノン:3人(0人)
- シンプレックス:3人(0人)
- パナソニック:3人(1人)
- 三井住友銀行:3人(0人)
- アクセンチュア:2人(0人)
- 気象庁:2人(0人)
- JFEスチール:2人(1人)
- 信越化学工業:2人(0人)
- 数研出版:2人(2人)
- 野村総合研究所:2人(0人)
- 三菱スペース・ソフトウエア:2人(0人)
- 三菱電機:2人(0人)
- ※カッコ内は女子で内数
理学研究科(修士課程)では135名が就職し、そのうち2名以上の就職先が先に示したものです。
就職先企業の業績、従業員数、給与と最近の株価
さて、上位就職先企業について、特徴的な企業の業績動向や従業員数、給与とともに最近の株価を見ていきましょう。