2. 戦中戦後に生産された「国民食器」「統制陶器」だった
ポストには多数のいいねに加え、リプライ欄には
- 「いわゆる国民食器ですね」
- 「これは渋くて素敵」
- 「鉄道好きの俺からしたら欲しすぎる」
- 「社名入りは珍しい!」
など、多くのコメントが寄せられました。
どうやらこの湯呑みの正体は、戦中戦後に生産された「国民食器」「統制陶器」と呼ばれるものだそう。第二次世界大戦中の物資統制のもとで生まれた規格化された食器類で、資源節約のために形状やデザインなどが統一されていました。
寄せられたコメントによると、当時は京成電鉄のほか全国の鉄道会社で同様の湯呑みが製造されていたようです。
投稿主さんに投稿の反響について伺うと、「湯呑みの歴史的背景がわかったことで、さらに興味を惹かれました。鉄道界隈、歴史界隈、廃墟界隈、さまざまなジャンルに知識をお持ちの方がこの湯呑みをきっかけに集まり興味を持ってくださり、改めてXの裾野の広さと奥深さを感じることができました」と話してくれました。
これはなかなか面白い。京成電鉄の湯呑みとな。いつ頃の時代のモノなんだろう? pic.twitter.com/eaIFf6qWY6
— me_young_sitter/ジュース瓶研究 (@me_young_sitter) October 17, 2025
 
        
