年金生活に入ると、現役時代と比べ収入が少なくなる傾向にあります。
では、2カ月に1度の年金支給日に「月30万円超」の年金を受給する人はどれくらいいるのでしょうか。
この記事では、「厚生年金+国民年金」を、年金支給日に30万円超(月額15万円)受給する人は何%いるのか男女別にみていきます。
老後の生活に向けた計画を立てる際にお役立てください。
1. 【老後の年金】「申請しないと受け取れない」時効は5年!
公的年金の受給には、年金請求書の提出が必要です。65歳になると自然に老齢年金が振り込まれるわけではありません。
年金受給開始のタイミングに先立ち日本年金機構から届く「年金請求書」を記載し、添付資料ととも提出する必要があります。
住所変更などが原因で年金請求書が届かなかった、年金請求書は届いていたが提出を忘れていた、などで年金の請求が遅れてしまった場合でも、さかのぼって年金を受給することが可能です。
ただし、年金には「5年の時効」がある点には注意が必要です。年金を受ける権利(基本権)は、権利が発生してから5年経過すると時効消滅となります。
やむ得ない事情がある場合は、書面で申し立てをおこなうことで年金を受け取れることがあります。まずは年金事務所に相談してみましょう。
