2. 銀行で投資信託を購入する人はどれくらいいる?

では、実際に銀行で投資信託を購入する人はどれくらいいるのでしょうか。

金融庁が公表している先ほどと同じ資料によると、現状、投資信託保有顧客数はネット系証券会社が急上昇しており大手証券会社を追い抜く勢いです。

2016年度時点の投資信託保有顧客数はネット証券が84万人であるのに対し、大手証券会社は338万人、主要行は221万人でした。

ところがネット証券は右肩上がりで推移。

一方で主要行は横ばい、大手証券会社は年々減少しています。

その結果、2020年度時点では大手証券会社が330万人、主要行が223万人、ネット証券は278万人となっています。

銀行で投資信託を買うな!と聞くものの、銀行で投資信託を保有する顧客数に大きな変化はありません。

なお、ネット証券の投資信託保有顧客数が著しく伸びている主な要因は、NISAの普及により、資産運用を始める若年層が増えていることが関係していると考えられます。

上図のとおり、投資信託の保有顧客数を見ると、銀行と大手証券会社は50歳以上が約8割を占めています。一方、ネット証券は約7割が30歳代~50歳代となっています。