厚生労働省が毎年発表している「厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、2021年度末の厚生年金加入者(会社員など)の平均年金額は月14万5665円、国民年金加入者(自営業や専業主婦など)の平均年金額は月5万6479円です。

年金額が大きく異なるのは、国民年金加入者が受け取るのは「老齢基礎年金」のみであるのに対し、厚生年金加入者には「老齢厚生年金」が老齢基礎年金に加算されるためです。

さらに、一定要件を満たす厚生年金加入者には「加給年金」が支給されます。

この記事では、加給年金について解説します。

加給年金の支給期間は夫婦の年齢によって異なるため、老後の収入計画をたてるときに参考にして下さい。

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