3. 加給年金を受け取るための手続き

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加給年金を受け取るには、老齢年金の請求時に加給年金の対象となる配偶者や子どもがいることを申告しなければなりません。

老齢年金請求書の中に「加給年金に関する申し立て」欄があるので、忘れずに記載しましょう。

請求時には、戸籍謄本などの提出が必要です。

また、65歳以降に厚生年金加入期間が20年以上になり要件を満たす配偶者がいる場合、日本年金機構へ「加給年金額加算開始事由該当届」を提出します。

4. 加給年金の対象者か確認しよう

加給年金の支給金額は年額38万8900円(2022年度)で、受給者が65歳になってから配偶者が65歳になるまで毎年支給されます。

夫婦の年の差10年ならば加給年金の総額は約390万と大きな金額になるため、忘れずに請求しましょう。

参考資料

西岡 秀泰