【厚生年金・国民年金】みんないくらもらっている?年金から天引きされるお金とは
年金振込額が10月から変わったケースについても解説
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2カ月に一度、偶数月に振り込まれる年金。12月15日は今年最後の支給日です。
公的年金の受給額は、2022年4月分(6月支給分)から、前年より0.4%減額されています。「0.4%」という数字は一見微々たるものに見えますが、長い目で見ると大きな金額になりますね。
年を重ねれば、健康面での不安が増えます。長く働き続けるつもりがリタイアせざるを得ないこともあるでしょう。公的年金は老後の暮らしを支えるメインの収入源ですから、しっかり受け取りたいものです。
実は、「0.4%の減額」に加え、秋(10月)から新たに年金の振込額が減った人もいることをご存知でしょうか。今回は、いまのシニア世代の受給額事情をみたあと、年金から差し引かれるお金について整理します。
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執筆者
日本大学国際関係学部卒業後、東洋証券株式会社に入社。国内外株式、債券、投資信託、保険商品の販売を通じ、主に個人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事する。特に中国株・投資信託の提案を得意とし、自身でも幅広く投資を行ってきたため、豊富な金融知識を活かした顧客ニーズに沿う提案が強み。現在は個人向け資産運用のサポート業務を行う。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有(2023年11月27日更新)。