年末にこそ考えたいお金のコト。年収600万円は中流階級?
厚生年金の平均月額を男女別に確認
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令和3年分の民間給与実態統計調査によると、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は443万円(対前年比2.4%増)であり、これを男女別にみると、男性545万円(同2.5%増)、女性302万円(同3.2%増)となっています。
まもなくクリスマスやお正月など楽しみなイベントである反面、支出も多くなる季節が近づいて来ると、懐事情が気になる方も多いかもしれません。
冒頭の平均給与をふまえると、年収600万円程度あれば年収は多い方と言えるのでしょうか。今回は、年収600万円に視点をあてつつ、日本で最も多い年収帯を確認しながら、将来へのお金の備え方についてお話をしていきます。
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執筆者
大阪体育大学卒。中学~大学とサッカー部に所属。社会人女子ラグビー経験もあり、日本代表候補選出歴のあるスポーツウーマン。引退後は日本生命保険相互会社にて、保険商品の提案業務など金融営業経験を積み、採用・育成担当としても一度に約100名の指導経験をもつ。前職のゴンチャジャパンでは新規店舗の立ち上げに携わるなど、フットワークの軽さが持ち味。現在は個人向け資産運用会社にて、マネーに関するコンサルティング業務を行っている。AFP(Affiliated Financial Planner)