3. 国民年金(基礎年金)の保険料、満額の推移とは
これまでの国民年金の保険料や満額についても、同資料より確認しましょう。
まずは毎月納める国民年金の保険料です。
国民年金の保険料額
- 2004年度:1万3300円
- 2022年度:1万6590円
毎月納める国民年金の保険料は、18年間で月3290円も増えています。
では、老後になってから受け取る国民年金の満額はどうでしょうか。
国民年金の満額(月額)
- 2004年度:6万6208円
- 2022年度:6万4816円
国民年金の満額は18年間で月1392円減りました。
国民年金を納める額は増えるものの、受給する額は減少するという現実に、不安を感じる現役世代は多いでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月1日更新)。