子育て世帯数も年々減少へ
同じく2022年9月9日に公表された厚生労働省「2021年国民生活基礎調査の概況」によれば、子育て世帯の割合も減少しています。
2021年の児童のいる世帯は子ども1人の世帯が9.7%、2人が8.2%、3人以上が2.8%という結果になりました。
1986年には子育て世帯が46.7%でしたが、2021年には20.7%へ。35年間で26ポイントも減少しており、約2世帯に1世帯から5世帯に1世帯へと減少しました。
子どもの人数をみると1986年は子ども2人の割合が最多でしたが、2021年は子ども1人が最多です。
子どもの人数は2007年から、2人より1人の割合が多くなっています。
子育て世帯数は年々減少しており、先程の希望する子どもの人数とも連動しているようすが見られるでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。