【30代】手取り収入から貯蓄に回す驚きの割合。「貯め時」を知るコツ
みんなは何パーセント?年代別に徹底調査
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2022年度こそ黒字体質を目指す!そう決意する方も多いです。4月という年度初めは目標を立てるのに最適な時期なので、いろいろな方法を試してみたいですね。
ところでみなさんは、手取り収入から何割くらいを貯蓄に回しているでしょうか。
実は年代によって平均の割合には差があります。マイホームの購入や出産育児費用がかかることが予想される30代の場合、その割合は少なくなることが予想されますが、意外な事実もわかりました。
今回は年代別に、手取り収入から貯蓄に回す割合を調査してみたいと思います。
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「全年代」みんなは手取り収入から何割を貯蓄に回す?
金融広報中央委員会が公表した「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査] 令和2年調査結果」を参考に、まずは全年代の貯蓄に回す割合平均を確認しましょう。
- 5%未満:7.1%
- 5~10%未満:14.3%
- 10~15%未満:21.1%
- 15~20%未満:5.0%
- 20~25%未満:8.7%
- 25~30%未満:1.9%
- 30~35%未満:4.3%
- 35%以上:3.5%
- 貯蓄しなかった:28.7%
- 無回答:5.3%
「貯蓄しなかった」を除くと一番多い回答が「10~15%未満」という結果になりました。
「5~15%未満」まで範囲を広げると35%を占めるので、こちらにあてはまる方も多いのではないでしょうか。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)