たとえば、妊婦健診は予定日が近づくにつれて頻度が多くなるため、後半は補助券が不足するケースが見られます。補助券の金額や回数の上限を上回った分は自己負担となるため、出産前に健診代がかさむ可能性があるのです。
さらに、いわゆる「セレブ産院」と呼ばれる病院では、出産育児一時金でカバーできないほどの出産費用が発生する場合があります。そうでなくても、陣痛促進剤や無痛分娩用の麻酔などに、想像以上に医療費が高額になるケースも少なくありません。
このような場合、補助金や給付金に加えて自己負担分が発生します。重いつわりや切迫早産などで入院する可能性もあるため、余裕をもったお金を用意しておく必要があるといえるでしょう。
医療費以外にかかったお金は?
出産を終えたあとは、育児に関する出費が発生します。とはいえ、初めての育児を迎える方にとっては、何にいくらかかるのかイメージできない部分もあるはず。そこで、ママたちに育児に関する出費について聞いてみました。
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LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。