3. おしゃれで快適な〈リビングコーディネート〉アイデア3つ

3.1 コーディネートのアイデア〈1〉テレビ代わりにプロジェクターを設置する

テレビを置かないで、プロジェクターをリビングに置くのもひとつのアイデアです。

家のリビングで、まるで映画館のように迫力のある映像を流せます。

家族で一緒にお菓子をつまみながら映画を見たりBGMとして流したりなど、テレビでの映画鑑賞よりも様々な形で楽しめるでしょう。

「でも賃貸住宅だと壁や天井に穴を開けられないし、狭くて投影距離が取れないからプロジェクターを取り入れるのは難しいのでは?」

実はそんなことはありません。

プロジェクターや映像を映し出すスクリーンには、退去時に原状回復できる設置方法があるのです。

まずプロジェクターには、天井に設置するタイプだけでなく棚や台の上に置けるタイプもあります。

このタイプのプロジェクターであれば、天井に穴を開ける必要がなく、投影距離に合わせて手軽にプロジェクターを動かすことが可能です。

また、スクリーンにも様々なタイプがあり、布を壁に固定して使うタイプや床置きタイプなどを使えば、壁を傷つけなくてもスクリーンの取り付けができます。

プロジェクターを賃貸の団地暮らしに取り入れている方の中には、遮光タイプのロールスクリーンの使用者も見受けられます。

遮光タイプのスクリーンを掃き出し窓に取り付け、そこにプロジェクターの映像を映し出すという工夫で限られたスペースで楽しむことができます。

他にもスクリーンを購入せずに、壁にそのまま投影して映像を楽しむことも可能です。

まずはプロジェクターを手に入れて、どの方法で映像を映し出すのが自分のお部屋にあっているのかを試してみると良いかもしれません。

3.2 コーディネートのアイデア〈2〉観葉植物で爽やかな空間にする

観葉植物を飾ることで、一瞬でお部屋を爽やかな空間にできます。

殺風景なリビングを明るくしたいなど、手軽に雰囲気を変えたい場合は観葉植物を取り入れましょう。

床に直置きしたり、カーテンレールや壁に吊るしてみたり、小さいテーブルに観葉植物を置くなど飾り方を工夫すれば、よりおしゃれな空間づくりが可能です。

また、植物のグリーンにはリラックス効果があるのでリビングを癒し空間にして、家族が自然と集まってゆったりできる場所にしてくれます。

空気清浄や調湿効果もあるので、いつでも気持ちの良いリビング空間の実現も可能です。

ただ、植物なので定期的にお世話をしなければなりません。

忙しい方や、お世話が苦手な方だと、観葉植物の育成が苦痛に感じることもあるでしょう。

そんな時は、フェイクグリーンを飾ったり、初心者にも育てやすい観葉植物を取り入れてみたりするのがおすすめです。

フェイクグリーンなら、時々葉っぱに溜まる埃を落とす程度のお手入れで済ませられます。

初心者にも育てやすい観葉植物は、以下がおすすめです。

  • パキラ
  • サンスベリア
  • モンステラ
  • ガジュマル
  • フィカスウンベラータ など

どの植物も少ない水で育てられます。モンステラは順応しやすい性質なので、光が少ない場所でも育てられるのでリビングのコーディネートに合わせて好きな場所に置けます。

ぜひ観葉植物を団地暮らしのリビングに取り入れてみてはいかがでしょうか。

3.3 コーディネートのアイデア〈3〉ヴィンテージアイテムでおしゃれ空間にする

アンティークな雰囲気が好きな方は、団地暮らしのリビングをヴィンテージテイストで揃えてみてはいかがでしょうか。

年季の入った古材を使ったテレビボードや収納棚を置いたり、壁にレンガ調の壁紙を貼ってみたりするだけでも一気に雰囲気が変わります。

アイアンを使ったインダストリアルな家具は、ヴィンテージテイストのお部屋にもマッチするので、アイアン製品のテーブルやソファを取り入れてみるのも良いでしょう。

年代物の家具を取り入れることで、団地暮らしのお部屋も一気にヴィンテージテイストにできます。

しかし、本物のヴィンテージ家具は価格も高く、取り入れるのが難しい場合もあります。

そんな時は、ヴィンテージ加工された家具を取り入れたり、雑貨店などで売られているヴィンテージ風の小物を取り入れたりする方法がおすすめです。

例えば、ソファやテーブルなど、1点だけ本物のヴィンテージ家具を購入し、他の家具やアイテムは予算を抑えてヴィンテージ風の家具を取り入れるのも良いでしょう。

1点でも本物が取り入れられることで、その家具がリビングの主役となり、よりおしゃれな空間づくりをしてくれます。

ヴィンテージテイストが好きな方はぜひ参考にしてみてくださいね。