よくお金に困る人は、ある共通した習慣が身についているケースが多いと言われています。無意識のうちにしている言動が、お金を遠ざけてしまっている可能性があるのです。

そこで今回は、お金に困る人にありがちな習慣をご紹介!常に金欠状態、いつもお金に余裕がない……そんな方は、この機会に自分の習慣を見直してみましょう!

口を開けば「お金がない」

よくお金に困る人は、「今月もお金がない」「お金がないから貯金できない」といったようなセリフを口にする傾向があります。「お金がない」が口癖になっているのでしょう。「本当にそうなのだから仕方ない」と思われがちですが、この発言には大きな落とし穴があるのです。

それは、口にするだけで思考が止まってしまい、それ以上の行動にでないようになること。「お金がないから、生活を改めよう」「お金がないから、収入を増やす手段を考えよう」といったような、その先に進む思考ができないのです。

ただ「お金がない」で終わってしまうと、いつまでもその状況から抜け出すことはできません。「お金がないから、こうやって節約しよう」「こうすれば、お金が増えるかも」など、一歩先に進む意志を言葉で表わすよう意識しましょう。

とりあえず形から入る

新たなことを始めるにあたり、「体を動かしたいから、スポーツジムに入会しよう」「知識を得るために本をたくさん購入しよう」と、まずお金を使うことから取り組んではいませんか?すぐにお金を使おうとするのではなく、「もっと安い方法はないか」と工夫するだけで、出費をぐっと抑えることができます。

たとえば、民間のスポーツジムに入会するのではなく、自治体が管理しているジムを格安で利用すれば、利用料をかなり節約できます。また、図書館で本を借りれば、無料で多くの情報を得ることもできますよね。

ほかにも、同じような動画・音楽配信サービスを利用していないか、似た保障でもっと安い保険がないかなど、見直すべき項目はたくさんあります。財布からお金を取り出す前に、「もっとリーズナブルに済ませる方法はないか」「公共のサービスで代用できないか」と踏み止まる癖をつけるようにしましょう。

クレジットカードや電子マネーを愛用