高等教育を希望する学生や保護者にとっては、進学にかかる費用は大きな関心事項です。
奨学金の制度を利用するか検討をする家庭も数多くあるでしょう。
そこで本記事では、現在募集中の給付型奨学金、そしてLIMOメルマガ会員に行った「奨学金に関するアンケート」の結果をご紹介します。
まず初めに、国内最大の奨学金サイト「ガクシー」が紹介している奨学金の中から「2025年10月、11月締め切り」の給付型奨学金2事業をご紹介していきます。
※今回ご紹介する奨学金の情報は、公開時に締め切りまでが5日以上あるものです。そのため、閲覧時点においては、希望される奨学金の募集がすでに締め切られている場合がございます。また各種情報や条件についても変更になっている場合がございます。あらかじめご了承ください。
1. 【返済不要の奨学金・11月締め切り】公益財団法人食生活研究会 「海外留学奨学生(2026年度)」
公益財団法人食生活研究会は、2023年度から海外への留学生支援事業を開始しています。
1.1 【返済不要の奨学金・11月締め切り】公益財団法人食生活研究会 「海外留学奨学生(2026年度)」
【対象の課程】大学,大学院
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】2025年11月14日(金)応募書類提出先必着
【支給人数】3人(2026年4月以降に日本から海外の大学に留学する者2~3名)
【支給金額/人】440万円
滞在費、渡航費等として年額は15,000米ドル≒220万円※1米ドル=146.65円で計算(2025年9月9日時点)
【支給期間】最長2年間
【成績制限】なし
【所得制限】なし
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】可能(他の奨学金との重複受給は可能である)
【専攻分野】専攻分野の指定なし
【専攻分野の詳細】ー
【資格・条件】
- 日本国籍を有すること。
- 心身ともに健康であり、海外留学生活に耐え、将来、社会での活躍に十分耐えうる者。
- 留学先については北米、ヨーロッパ等。
- 他の奨学金との重複受給は可能である。
- 原則として留学により、海外の大学で修士の学位の取得を目指す者であること。専攻分野は問わない。原則として申請時 27 歳以下とする。
【募集団体】公益財団法人食生活研究会
【奨学金概要】公益財団法人食生活研究会 2026年度海外留学奨学生 募集要項
2. 【返済不要の奨学金・10月締め切り】公益財団法人林レオロジー記念財団 「令和8年度大学院・大学奨学生(2026年度) 」
公益財団法人林レオロジー記念財団は、食品製造機械分野の研究開発の活性化、および国内外における各国各地域独自の食文化の発見、再興、普及に寄与することを目的として、レオン自動機株式会社の創業者である林家により、2013年4月1日に設立されました。
2.1 【返済不要の奨学金・10月締め切り】公益財団法人林レオロジー記念財団 「令和8年度大学院・大学奨学生(2026年度) 」
【対象の課程】大学,大学院
【応募者の地域条件】地域の制限なし
【奨学金の種類】給付型
【申込み期間】2025年9月1日~2025年10月20日必着
【支給人数】80人(大学院生60名、学生20名程度)
【支給金額/人】168万円
大学生院生:月額7万円、大学生:月額4万円
【支給期間】
- 学部3年生に進級する人:令和8年の4月1日より令和10年3月31日までの2年間とします。
- 学部4年生に進級する人:令和8年の4月1日より令和9年3月31日までの1年間とします。
- 修士1年生に進学を希望する人:令和8年の4月1日より令和10年3月31日までの2年間とします。
- 修士2年生に進級する人:令和8年の4月1日より令和9年3月31日までの1年間とします。
【成績制限】ー
【所得制限】ー
【修学支援制度との併用】ー
【他の給付型との併用】ー
【専攻分野】専攻分野の指定なし
【専攻分野の詳細】ー
【資格・条件】
(1)未来に役立つ理論・メカニズムの設計工学・ロボット工学・AI技術・IT技術・制御工学等の自動製造システムに関する学問を習得又は学術研究を志す工学部・理学部系の大学院生および大学生、若しくは「食品産業に関する」農水産学部・生命科学部系等の大学院生および大学生を対象とし、かつ次の1から3の条件をすべて満たしていることが必要です。
- 令和8年4月に大学3年生若しくは大学4年生に進級する人、または、大学院前期(修士課程)の1年生に進学を希望する人若しくは大学院前期(修士課程)の2年生に進級する人。(9月進学・進級者は除く)
- 品行方正で学習意欲の高い人。
- 学業成績が一定水準以上の人。
(2)前年度応募者および前年度奨学生であっても、応募資格を有するものとします。
(3)他の奨学金制度に応募し、又は他の奨学金制度を現に利用している場合であっても、応募資格を有するものとします。(但し、他の奨学金制度も併願可能な場合に限ります。)
【募集団体】公益財団法人林レオロジー記念財団
【奨学金概要】令和8年度大学院・大学奨学生募集要領
いかがでしたでしょうか。
「2025年10月、11月締め切り」の返済不要の奨学金をご紹介させていただきました。
本記事でご紹介した以外の奨学金の情報を知りたい方は、奨学金情報が数多く掲載されている「ガクシー」のサイトをご確認いただくのもおすすめです。
3. 【大学への進学】子供を大学に進学させた人、させる予定の保護者は8割以上
くらしとお金の経済メディア「LIMO」では、LIMOのメールマガジン会員(メルマガ会員)に「お子様の大学進学、おおよびその費用負担に関するアンケート調査」をおこないました。
メルマガ会員の方の中で、お子様がいる方84人に「子供が大学に進学(現在在籍中、これから進学予定のお子様も含む)していたか」について伺いました。
- これから大学進学を予定している 23.8%(20人)
- 現在、大学に通っている 10.7%(9人)
- 過去、大学に通っていた 48.8%(41人)
- 大学進学の予定はない 16.7%(14人)
※設問該当者・回答者84人
過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人を含めると、83%の方が、お子様が大学に進学している(予定である)ことがわかります。
一方で、お子様が大学進学の予定はないという人も、17%いることがわかりました。
4. 【大学生の学費】子供の大学学費は100%負担する(予定)の保護者が約8割
次に、過去にお子様を大学に進学させていた人、在籍中の人、進学を予定している人に、学費の保護者負担割合について聞いてみました。
- 保護者が100%負担 78.6%(55人)
- 保護者が 80%負担 5.7%(4人)
- 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
- 保護者の負担は20%未満 4.3%(3人)
- 保護者は負担しない 8.6%(6人)
※設問該当者・回答者70人
約8割の保護者が、学費は全額負担している(する予定)ことがわかりました。続いて、学費以外に必要な費用(主に生活費)の負担割合についても見てみましょう。
- 保護者が 100%負担 62.9%(44人)
- 保護者が 80%負担 14.3%(10人)
- 保護者が 60%負担 2.9%(2人)
- 保護者が 40%負担 4.3%(3人)
- 保護者の負担は20%未満 5.7%(4人)
- 保護者は負担しない 10.0%(7人)
※設問該当者・回答者70人
こちらは、学費より約1割減の7割の親が100%の負担をしている(する予定)であることがわかりました。
また、1割の保護者は、学費以外の大学生にかかる費用を負担していない(しない予定)こともわかります。大学生になると、アルバイトなど自分で働いてお金を稼ぐことができることも多いため、このような結果になったと推察されます。
そしてもちろん、大学生活を送るにあたっては、奨学金のような修学支援新制度を利用する場合も多くあるでしょう。
毎月一昔前の奨学金制度に比べると、公的なものや民間、企業問わずかなり充実してきています。
経済的な理由で進学を断念することがないように、奨学金を積極的に検討してみてはいかがでしょうか。




