12月15日に「年金生活者支援給付金」が振り込まれるのはどんな人？夫婦どちらも支給対象者だと「2人分で年間最大で約13万円！」どんな人に支給される？【3種類の年金生活者支援給付金】誰が・いくらもらえるのか解説！

4. 夫婦どちらも「年金生活者支援給付金」の対象の場合は最大で約13万円が支給

夫婦2人暮らしで、それぞれが支給要件を満たしている場合は、双方に年金生活者支援給付金が支給されます。

たとえば、老齢年金生活者支援給付金の要件を夫婦ともに満たしている場合、ひとりあたりの基準月額は最大5450円となるため、夫婦合計では月1万900円、年間では最大約13万円を受け取れる可能性があります。

3カ所の記入でかんたん手続き

また、給付金は手続きした翌月分から原則として支給対象になります。

すでに年金を受給していて新たに対象となった場合は、毎年9月の第1営業日以降に「年金生活者支援給付金請求書（はがき型）」が順次送付されます。

所定欄に記入し、切手を貼って投函すれば手続きは完了します。

年金生活者支援給付金は、一度申請を済ませれば、原則として翌年以降の更新手続きは必要ありません。

毎年、その前年の所得状況などをもとに支給要件を満たしているか自動で判定され、その結果が当年10月分から翌年9月分までの1年間に適用される仕組みです。

今回は、年金生活者支援給付金について、支給要件・対象者・給付額などを解説しました。

老齢年金生活者支援給付金の、2025年度の給付基準額は月額5450円です。

なかには少額に感じる方もいるかもしれませんが、年間にすると最大約6万円を受け取れる可能性もあります。

生活費や医療費など、年金生活の助けとなることが期待できるでしょう。

ただし、申請しないともらえない給付金ですので、支給要件などを確認して「ご自身がもらえる対象なのか」よく確認することをおすすめします。

恒久的な支援制度である「年金生活者支援給付金」のもらい忘れがないように気を付けましょう。