開花期間が長く、次々と花を咲かせる「ビオラ」。寒い季節のガーデニングを彩るビオラは丈夫で育てやすく、ガーデニング初心者にもおすすめの花ですが、たくさんの花を長く楽しむには、いくつかのコツがあります。

そこで今回は、YouTubeチャンネルで園芸に役立つ情報を発信しているガーデニング専門店「プチ・フルール(@petit_fleur)」さんが教える、失敗しないビオラの育て方をご紹介。また、ビオラを早く大きくする“裏ワザ”も併せてご紹介します。

秋から春まで長くビオラを楽しめるよう、この機会に適切な管理方法を学んでおきましょう!

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
※今回ご紹介する動画は、2024年10月31日に公開されたものです。また、プチ・フルール(@petit_fleur)さんから掲載許可をいただいております。

1. これさえ押さえておけば大丈夫!ビオラを育てるときのポイント3つ

1.1 【ポイント1】 いきなり大きい鉢に植えない

ビオラを育てるときのポイント1つ目は、「いきなり大きな鉢に植えない。苗のサイズに合った鉢に植える」です。プチ・フルールさんの説明によると、ビオラは「寒い時期は成長が遅く、大きな鉢に植えてもすぐに大きくなるわけではない」のだとか。

そのため、最初から大きな鉢にポツンと植えてしまうと、ビオラが悪くなってしまうのだそう。失敗しないためにも、苗と鉢のバランスを考えて「最初は小さめの鉢に植え、段階を踏んで鉢を大きくする」を心がけるようにしましょう。

@petit_fleur

出所:@petit_fleur

具体的には、「1苗に対し5号鉢くらい(秋・冬に植える場合)」が推奨されていました。冬の期間は小さい鉢で育てて、暖かくなってくる頃に大きめの鉢に植え替えてあげると、大きくてボリュームのある鉢に仕上がるそうですよ!