2. IHIの企業概要のおさらい
次に、IHIの企業概要をおさらいします。
- 業種:機械
- 設立年月日:1889年1月17日
- 発行済株式数:1,082,759,678株
- 上場市場:東証プライム
- 上場年月日:1949年5月
- 決算時期:3月
- EPS(会社予想):113.26円
最後に株式投資関連の用語を分かりやすく解説します。
3. 用語解説 株式投資関連の用語を分かりやすく解説
3.1 出来高とは
証券取引所で売買された株式の数量。例えば、買い100株、売り100株の注文のもと取引が成立した場合、出来高は100株となります。
3.2 時価総額とは
上場企業の株価と発行済み株式数を掛け合わせたもの。企業価値を測るひとつの尺度として見られる。
3.3 PERとは
株価を1株当たりの当期純利益で割ったもの。同業他社の水準と比較したりするなどして、今の株価が割安か割高かを考える際に使用する。
3.4 PBRとは
株価を1株当たり純資産で割ったもの。帳簿上の純資産に対し、何倍の時価が付いているかという指標ともいえる。上記のPERと同様、今の株価が割安か割高かを考える際に使用する。
3.5 配当利回りとは
1株当たり年間配当金を株価で割ったもの。投資のリターンのひとつであるインカムゲインについて、投資対効果を考えるうえで参考にする。
3.6 日経平均株価とは
日本経済新聞社が算出している日本の株式市場の株価指数。東京証券取引所プライム市場に上場する株式のうち、流動性の高い225銘柄で構成されている。
3.7 TOPIXとは
日本取引所グループが作成している日本の株価指数。2022年の市場再編より前に「東証一部」だった企業が中心であるものの、現在スタンダードやグロース市場に属する銘柄も含まれる。ただし、小規模な銘柄は除外され、新規採用は原則プライム市場のみです。2026年10月からは新基準が適用されるようになる。
TOPIXの計算方法は、これらの対象銘柄すべての時価総額を合計し、その日の終値を基準として算出される。基準となる数値は、1968年1月4日の時価総額を100ポイントとして設定されており、現在の指数はその日からの変化を表している。
日経平均株価が225銘柄に限定されているのに対し、TOPIXはより多くの銘柄を含んでいるため、日本の株式市場全体の動きをより広範囲に反映した指標として活用されている。
参考資料
ファイナンス部機械班