大きな夢を与える宝くじですが、近年の売り上げは減少傾向が続いています。総務省の発表によると、2017年度の売上額は7,866億円と、前年度より6.9%も減少しています。さらに、ピークだった2005年の1兆1,047億円と比較すると、12年間で約29%も売り上げが減少しているのです。

そのほか、ナンバーズやロトなどの「数字選択式くじ」や「スクラッチくじ」の売り上げもどんどん減っている様子です。このまま売上が下がり続けると、あの年末恒例の「年末ジャンボを買い求める行列」が見られなくなる可能性も否定できません。

おわりに

「もしも宝くじが当たったら…」なんてつい夢みてしまうのは、確率が小さいと、かえって実際より高く感じる人間の心理が影響しているようです。宝くじの売り上げが減少しているのは、そんな夢を買わなくなった人が増えたことも関係しているのでしょうか。あなたは宝くじで夢を買いますか?

LIMO編集部