映画やスポーツ、ドラマがいつでも見られるという手軽さから有料放送や有料の動画配信サービスなどを契約したままにしていませんか? もし、契約当初よりも利用頻度が減ったものがあるのなら、見直しをしても良いでしょう。

また見落としがちな点として、スマートフォン(スマホ )関連の有料サービスも気を付けたいところです。有料サービスには音楽聞き放題や動画視聴サービス、ゲームの課金等が含まれます。

無料トライアルで加入し、その後気づかぬうちに有料に移行しているサービスを放置している可能性もあります。このような支払いの無駄を整理することで、お金の流れが見えてきます。

さらに、スポーツジムや各種の習い事の参加頻度を再検討してみましょう。これも利用頻度が減っている場合はもう一度通いだすのか、それとも思い切ってやめるのかよく考えてみましょう。そうすることで自分と向き合うきっかけとなるかもしれません。

見直しポイント2:お菓子やたばこなどの嗜好品

毎朝通勤時に買う缶コーヒーや会社の休憩時間に食べるおやつなどが、習慣になっている人も少なくないのではないでしょうか。こうした支出は少額ですが、積み重なればあなどれない金額になっていきます。

150円のコーヒーも20日買い続ければ3,000円、300円のおやつを20日買い続ければ6,000円になります。1箱450円のたばこを2日に1箱買い続ければ1カ月で6,750円、ビール1缶 (500ml)300円を毎日飲めば9,000円にもなります。

こうした嗜好品を一切やめるというのではなく、疲れた時や頑張った時だけ自分へのご褒美にするというような工夫をしてみましょう。

見直しポイント3:スマホや携帯電話代

今や生活になくてはならないものとなったスマホや携帯電話ですが、自分の生活に見合ったプランなのか、サービスに満足しているのかよく検討してみましょう。

最近では格安スマホの台頭で、大手キャリアでも安いプランを提供し始めています。何年も同じ料金プランの人は、見直すことで大幅にコストカットできる可能性があります。またキャリアを乗り換えることで大幅に安くなったり、インターネット回線と合わせて契約することでお得になる場合もあります。

学生から社会人になった際など、電話の使用頻度も変わってきます。生活環境やライフスタイルに変化があったときは特に、利用プランを見直すことで無駄を省くことができます。

見直しポイント4:食費や外食費

食費は、大きな悩みの一つではないでしょうか。1人だと料理を作る気にもなれず、外食をしたり、毎日コンビニ弁当やスーパーの惣菜という方も多いと思います。また共働きで忙しい2人以上世帯にとっては、スーパーの惣菜などに頼らざるを得ない時もあると思います。

しかし、食費は工夫することで上手に圧縮することができる支出です。週末に2〜3品だけでも作り置きしておくことで、毎日の自炊が少しは楽になります。またカット野菜や炒めるだけで1品できるセット食材などを活用し、自炊を心がけてみましょう。

まとめ

普段は自分のお金の使い方を意識していないかもしれませんが、ポイントを絞って見直しをすることで無駄な支出を減らし、貯金を増やしていくことができるようになるでしょう。一度にすべてを見直すことは難しいかもしれませんが、まずはこの4つのポイントを見直すことから始めてはいかがでしょうか。

LIMO編集部