ソフトバンクGが超異例のストップ高! 日経平均株価は反落

【東京株式市場】 2019年2月7日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、一時▲200円超安も膠着状態は続く

2019年2月7日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,751円(▲122円、▲0.6%) 反落
  • TOPIX 1,569.0(▲13.1、▲0.8%) 続落
  • 東証マザーズ総合指数 870.3(▲4.2、▲0.5%) 反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:489、値下がり銘柄数:1,575、変わらず:63
  • 値上がり業種数:1、値下がり業種数:32
  • 昨年来高値更新銘柄数:5、昨年来安値更新銘柄数:33

東証1部の出来高は12億5,075万株、売買代金は2兆5,553億円(概算)となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は増加しています。米国株の下落等を受けて利益確定売りが優勢となりましたが、依然として模様眺めの投資家も多かったようです。それでも、売買代金は2兆5,000億円を上回りました。

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そのような中、日経平均株価は終日マイナス圏で推移しました。寄り付き直後は一時▲30円安程度で推移しましたが、前場の半ばに急速に下げ足を速めて一時▲209円安へ急落する場面も見られました。後場はやや落ち着きを取り戻したものの、結局は反落で引けています。終値で3桁の下落となるのは1月30日以来のことでした。

なお、TOPIXも同じような値動きで続落となり、下落率も日経平均株価よりやや大きくなりました。

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東証マザーズ総合指数は反落、サンバイオ株の売買取引の比重は大きく低下

東証マザーズの出来高は9,189万株、売買代金1,245億円となりました。出来高は前日より増えましたが、売買代金は減っています。サンバイオ(4592)の売買取引が、出来高の約14%、売買代金の34%まで低下しており、歪な状態は緩和されつつあります。個人投資家の物色意欲も少し戻りつつあると見ていいでしょう。

ただ、総合指数は反落となっており、900ポイント回復にはまだ相応の時間を要すると見られます。

大爆騰のソフトバンクGが超異例のストップ高、大幅安のソニーは連日の昨年来安値更新

個別銘柄では、前日に好決算と大規模な自社株買いを発表したソフトバンクグループ(9984)が+18%弱高のストップ高で引けました。日経平均株価へ寄与度の非常に高い大型株がストップ高になるのは極めて異例であり、記録的な大爆騰です。逆に言うと、それでも日経平均株価が下落したことは、他の主力株が売りに押されたことを意味しています。

なお、通信子会社のソフトバンク(9434)は値を下げて終わりました。

その他では、前日に小幅な上方修正を行ったマツダ(7261)が一時+9%高に迫る急騰となり、取引時間中に決算発表を行ったSUBARU(7270)も+6%超高の急騰で引けたのが目を引きました。

一方、ソニーが大幅下落となり連日で昨年来安値を更新し、前日のザラバに決算発表を行ったトヨタ自動車(7203)も大幅安で引けました。

また、ZOZO(3092)が一時▲7%超安の急落で連日の昨年来安値更新となりましたが、前澤社長がツイッター使用を休止することを発表した途端に株価が急騰し、最後は▲1%程度の下落で収まっています。いったい何なのでしょうか。

新興市場(東証マザーズ)では、下落が続いた医療バイオ株への買い戻しが鮮明となり、サンバイオ(4592)が値を飛ばしてストップ高となり、アンジェス(4563)とブライトパス・バイオ(4594)も爆騰しました。一方、CYBERDYNE(7779)は大幅下落となっています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。