毎月金額が変わる変動費に比べて、大体同じぐらいの額がかかる固定費を減らすほうが、確実かつ継続的に節約ができます。その固定費で一番大きな割合を占めるのは家賃です。

そんなにお金を使っていないはずなのに、なかなか手元にお金が残らない…という人は家賃が高すぎるのかもしれません。引越し費用や敷金・礼金などがかかるので、なるべく慎重に家選びはするべきですが、現状苦しいのであれば、一時的に負担があっても、長い目で見て月々の支払いが楽になる物件へ引越すのも一つの手です。

家賃は手取りの3分の1程度が相場といわれていましたが、これを25%程度に抑えられるとやりくりが楽になり、その分貯蓄に回せます。通勤手当がきちんと出る会社なのであれば、多少遠くなっても家賃が安い物件を探すといいでしょう。

また、通信費も契約しているプランの見直しや格安スマホへの乗り換えなどで月々の出費を目に見えて減らすことができる項目です。月々の通信費が負担になっていると感じる場合は、よりお得な方法を検討してみましょう。

まとめ

貯蓄を増やすためにはまず現状把握をして、月々の出費傾向を管理することが大切です。勉強と同じように目標を持って自分の苦手な部分を克服することで、無駄な出費を減らし、貯蓄として積立できる金額も増えていきます。

毎月自分の意思や行動で金額が変わってしまう変動費はあらかじめ予算を決めてしまうことで使い過ぎを防止できますし、固定費はそもそものランニングコストを削減することで比較的楽に節約することができるものです。

一度節約する意識が身につけば、しっかりとお金に向き合うことができるようになり、貯蓄も増えていきます。何もしなければ当然貯蓄は増えないので、まず行動に移してみてくださいね。

LIMO編集部