11月に入り、紅葉が色づき始めると同時に、年末の準備を意識する季節になってきました。家計や生活設計を見直すタイミングとしても、今がちょうどいい時期です。
特にシニア世代にとって、「知らなかった」で損をする制度は意外と多いもの。国や自治体が用意している給付金や手当の中には、申請しないともらえないお金がたくさんあります。
年金生活者支援給付金や高年齢求職者給付金など、条件を満たしていても自動的には振り込まれないケースがほとんどです。
そこで今回は、シニア世代がぜひチェックしておきたい「申請しないともらえないお金」を5つご紹介します。ちょっとした手続きで、安心の暮らしにつながるかもしれません。
※LIMOでは、個別の相談・お問い合わせにはお答えできません。
1. 自分がどんな支援を受けられるかチェックしておこう
公的年金(老齢年金・障害年金・遺族年金)は、私たちの暮らしを支える大切なセーフティーネットです。
ただし、支給要件を満たしたら自動的に振り込まれるわけはありません。年金を受け取るためには「年金請求書」を提出して請求手続きをおこなう必要があります。
国や自治体による「手当」「給付金」「補助金」などの多くもまた、受け取るためには申請手続きが必要です。
申請期限や添付書類などのルールを守れなかった場合、本来受け取れるはずのお金が減額されたり、受け取れなくなってしまったりする可能性もあります。
公的な支援制度を必要に応じて確実に活用するためには、自分がどのような支援内容の対象となるかを理解し、手続きをしっかりおこなうことが大切です。
