3. 資産を増やす鍵は「時間」と「複利」
本記事では、毎月3万円をNISAで積立投資し、年3%・4%で運用した場合のシミュレーション結果をご紹介しました。
公的年金を運用するGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の過去実績を根拠とした結果、長期でコツコツ積み立てれば、複利の効果によって資産が雪だるま式に増えていく可能性が示されました。
シミュレーション結果を見ると、年3%でも30年後には元本の1.5倍以上、年4%の運用であればさらに大きく資産が育つことがわかります。
資産形成のカギは、金額の大小よりも「早く始めて、長く続ける」ことです。
NISAは運用益が非課税になる強力な制度であり、少額からでも挑戦しやすい仕組みです。「まとまったお金ができてから...」と躊躇するよりも、毎月無理なく続けられる範囲で積立を始めることで、将来の資金基盤を着実に作っていくことができます。
参考資料
中島 卓哉
著者
ファイナンシャルアドバイザー/証券外務員一種/FP2級
大阪府出身。大学卒業後、住友生命グループの保険代理店である株式会社保険デザインに入社。入社3年で管理職に抜擢され、マネジメント業務に従事。ライフプランの設計や家計相談、保険の見直し、資産運用のアドバイスなど、幅広いテーマで個人のお金の悩みに寄り添い、これまで1000世帯以上の相談を担当。自身もNISAやiDeCo、保険、投資信託、個別株投資を活用しながら資産形成に取り組んでいる。
現在はIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)として、顧客の課題解決に向け中立的で幅広い提案を行う。一種外務員資格(証券外務員一種)、生命保険販売資格、損害保険販売資格、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
監修者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】