5. 【医療保険選び方チャート】「貯蓄型」か「掛け捨て型」あなたはどっち?

積立投資と併用するなら医療保険はどちら?

積立投資と併用するなら医療保険はどちら?

出所:ほけんのコスパ「医療保険は貯蓄型と掛け捨て型、自分はどっち?」

NISAやiDeCoといった資産運用と医療保険を同時に考える場合、医療保険の「掛け捨て型」を選ぶ人も少なくありません。

貯蓄型の医療保険は、保険料が高くなる分だけ将来的に戻ってくる仕組みがありますが、NISAやiDeCoを使って資産運用を行うのであれば、保険に貯蓄性を求める必要は必ずしもありません。

掛け捨て型にして毎月の保険料を抑え、その分を投資に回すことで、全体の資金バランスを取りやすくなるケースもあります。一方で「貯蓄型が安心」という人もいるため、どちらが良いかは家計全体の方針やリスク許容度によって異なるでしょう。

保険と投資を分けて考え、自分に合った組み合わせを検討することが大切です。

6. まとめにかえて

投資を始める際には、「どのようなリスクがあるのか」「どのくらいの期間を見据えるのか」をしっかり理解し、自分に合った運用スタイルを考えておくことが、長期的な資産形成につながります。

また、投資は一度決めたら終わりではなく、市場の変動やライフプランの変化に応じて、適切に見直すことも必要です。短期間の値動きに振り回されず、長期的な視点で資産を成長させていくことが大切です。特に、急な相場の変動で不安を感じても、冷静に判断し、焦らずに投資を継続する姿勢が求められます。

資産形成は時間を味方につけることがカギとなります。

しっかりと計画を立て、自分に合った運用を続けることで、将来の経済的な安心につながるかもしれません。焦らず、自分のペースで続けられる仕組みを作るところから始めてみましょう。

参考資料

三石 由佳