3. 日本とドイツの貿易データ
ここからは、投稿者さんが暮らす国「ドイツ」と、ふるさと「日本」の経済的な繋がりについて、貿易のデータから見ていきましょう。
最新の財務省貿易統計によると、2024年4月から2025年3月にかけて、日本からの輸出は2兆5940億600万円(前年比▲4.8%)でした。
一方、ドイツからの輸入は3兆3715億1800万円(前年比+8.6%)と伸びています(※1)。
日本・ドイツ共有の主力輸出品目は、乗用車や精密機械です。
さらにドイツからは医薬品を始めとする化学工業品が、日本からは半導体や事務用機器など、最先端の電子技術を活かした製品が多く輸出されている点も特徴です(※2)。
※1 財務省「貿易統計」令和6年度分(確報)
※2 日本貿易振興機構(ジェトロ)「ドイツの貿易投資年報」
参考資料
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。