お金持ちには「自分なりの考え方、こだわりを持っていて、流行などに流されない人」が多いといいます。経営者や自営業者であれば、確たる信念を持つことが求められるということもあるでしょう。
そのこだわりはお金の使い方にも反映され、自分が納得のいかない物事にはお金を使わないのです。時間をかけても納得がいく価値のあるものを探し出し、それを大切に長く使うのがお金持ちのお金の使い方と言えそうです。
「金持ちケンカせず」
親が経営者など、生まれた時からお金持ちの環境で育った人は、幼い頃から感情的にならないように教育されている場合が多いもの。それは自分の感情により周囲を振り回さないようにするためでもあり、将来経営者を継ぐことを考えて常に冷静な対応ができることを親からも求められるからです。
また、レベルの低い争いには加わりません。そこに巻き込まれるのは時間の無駄で、自分の品格も損なわれるということがわかっているのです。お金持ちにとって何より大切なのは時間と自分自身の価値だと言えそうです。
まとめ
日本における金融資産1億円以上の世帯は126.7万世帯と推計されています。約45世帯に1世帯が富裕層ということで、意外と多い印象を受けるのではないでしょうか。
富裕層にはベンチャー起業家のように派手な話題を振りまく人もいますが、家が会社経営などをしており、代々のお金持ちという環境で育った人は、そのことをひけらかすようなことは滅多にありません。皆さんの身近のお金持ちはどんなタイプですか?
参考:「野村総合研究所、日本の富裕層は127万世帯、純金融資産総額は299兆円と推計」
LIMO編集部