2. あなたは対象?定額減税補足給付金を受け取れる代表的なパターン
定額減税補足給付金(不足額給付)の金額は、「2025年度に算出した(コメント2参照ください)調整給付所要額が、2024年に実施した定額減税調整給付額を上回った金額」を1万円単位に繰り上げて計算します。
たとえば、定額減税可能額が9万円で令和6年分の所得税額が4万5000円の場合、「9万円-4万5000円=4万5000円」の不足額が生じます。この場合、4万5000円を1万円単位で切り上げた「5万円」が、不足額給付として支給されます。
3. 定額減税補足給付金(不足額給付)を受け取れるパターン
定額減税補足給付金(不足額給付)が支給されるケースは、以下のとおりです。
- 2024年中に扶養親族が増えた
- 2024年の実際の所得が、2023年の所得(推計の基準)より減少した場合
- 2023年の所得がなく、当初調整給付の対象外だったが、2024年の所得が大きく増加した
- 2024年中の退職等により所得が減少し、2024年度は住民税課税であるが所得税は課税されない
- 当初調整給付後に2024年度住民税課税額に修正が生じ、2024年度住民税所得割額が減額になった
対象者の方には、お住まいの市区町村から「確認書」が届きます。要件に該当していても、申請しなければ受給できないため、注意が必要です。
なお、2024(令和6)年度中に市区町村をまたぐ引っ越しをした場合、確認書が届かずに個別申請が必要となるケースがあります。