UUUM鎌田氏「個人がメディアに“なる”時代を実現できてきた」上期営業利益は前年比278%

2019年1月11日に行われた、UUUM株式会社2019年5月期第2四半期決算説明会の内容を書き起こしでお伝えします。IR資料 質疑応答パートはこちら

スピーカー:UUUM株式会社 代表取締役CEO 鎌田和樹 氏
UUUM株式会社 取締役CFO 経営企画室統括 渡辺崇 氏

2Q業績ハイライト

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鎌田和樹氏(以下、鎌田):UUUMの鎌田です。本日は、お忙しいところお集まりいただきまして、ありがとうございます。すでに(本日、2019年1月11日)15時の段階で発表させていただきました2019年5月期(第2四半期の)決算ですが、前の(スクリーンの)スライド、もしくはお手元の資料と併せながら、説明させていただきたいと思います。

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第2四半期の業績といたしましては、売上高が45億円、粗利益が12億円、営業利益が約4億円、当期利益が2.5億円です。

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2Q累計業績ハイライト

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第1四半期と第2四半期の合計で見ますと、売上高が前年同期比179パーセントの87億円、営業利益が(前年同期比)278パーセントの7.21億円、当期利益が(前年同期比)283パーセントの4.5億円となっています。

売上高(四半期)推移

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6ページ目では、売上高の四半期ごとの推移を、セグメント別に開示させていただいています。

第2四半期は、アドセンスが大きく伸長したことが貢献しています。

粗利益(四半期)推移

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それから、粗利益が12億円です。

販管費(四半期)推移

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8ページ目にありますが、販管費は8.7億円です。引き続き、人件費を中心として先行投資をしていく部分がございます。

営業利益(四半期)推移

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営業利益といたしましては、この第2四半期は先ほどの(ご説明の)とおりですが、3.9億円となっています。

四半期末の従業員数、臨時雇用人員数推移

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こちらは、四半期末の従業員数と臨時雇用人員数を合計したものです。

先ほどの(ご説明の)とおり、人件費を中心として販管費を投下しています。実際に(2018年)11月末時点では334名となっています。

期末所属チャンネル数および3ヵ月合計動画再生回数推移

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弊社に所属しているクリエイターの、チャンネル数および(動画)再生回数の四半期ごとの推移になっています。

こちらは、この(2018年)11月末時点で7,000チャンネルを達成することができました。3ヶ月合計の再生回数は、95億回となっています。

(再生回数は)今までずっと右肩上がりだったものが、ここで95億回となりました。第1四半期は8月を含んでいたものでありますから、夏休みがあって伸びていることになりますので、季節性を含んだ推移が(結果に)出ています。

1再生あたりの視聴時間の推移

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先ほどの(3ヶ月合計動画)再生回数では(この上期に)少し減っている部分もありますが、(別の側面からご覧いただくと)1再生あたりの視聴時間(の開示)を1年前から進めさせていただいています。

2017年の11月に3.83分だったものが(2018年11月は)4.80分ということで、1再生あたりの視聴時間が伸びています。

こちら(の要因)は、もちろん作る動画が長くなっていることもございますし、1つの動画に対しての視聴維持率……「どれぐらい見られているか」というパーセンテージがともに伸びているところから、長くなっています。

チャンネル登録者数ランキング

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「YouTube」における登録者数ランキングです。

左側のトップ10は、前回と変わりません。トップ10のうち8つのチャンネルが、弊社に所属するクリエイターさんです。右側は、「YouTube」ランキングのトップ100です。この後発表がありますが、今期は新規クリエイターを取り込んでいますので、(その分の)チャンネル数が増えて、今は39チャンネルがUUUMのクリエイターとなっています。

動画広告市場が拡大する中、市場を上回る売上成長を実現

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弊社の抱えている、動画広告市場についてのご説明になります。

左側のグラフは、サイバーエージェントさまが調べられている動画広告市場の伸びです。これは2018年(時点のもの)です。(国内の動画広告市場は)1,843億円で、前年比34パーセントの伸びです。市場全体は鈍化していますが、弊社のアドセンス収益とタイアップ広告収益を合計したものの伸び率は、前年比73パーセントです。市場の伸びに比べて、かなり高い伸び率を叩き出すことができた(ということです)。

今後の伸びにつきましては、右側のグラフを見ていただきたいです。テレビにおけるネット広告の割合ということで、アメリカが今だいたい20パーセント弱まで動画広告が伸びてきていることに対して、日本は7.1パーセントです。引き続きではないですが、20パーセントぐらいまでは、テレビ広告市場から流れてくる可能性があるというところから、まだまだ(動画広告)市場が伸びていくことが示されています。

U-FES.2018は延べ28,000名が来場

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次に、第2四半期を中心とした主なトピックスを紹介させていただければと思います。

まずは(2018年)11月に「U-FES.2018」を行いました。2015年からやっているこのイベントを、過去最大規模として東京ドームシティとコラボレーションさせていただくことで、開催することができました。延べ2万8,000人に、ご来場していただいたことになっています。

イベント来場者数の推移

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今までのイベント(来場者数の推移)ということで、どうしても(収益としては)アドセンス・タイアップが強いのですが、それ以外の部分で注力しているところのご説明をいたしたく、グラフを出しています。

濃い青が「U-FES.」もしくは「う祭」で、弊社が主体となってやっているもの。それ以外の薄い色の部分については、1組や多くて2組ぐらいのクリエイターを主体としてやっているイベントで、順調に伸びてきている状態でございます。

ワタナベマホトなど6組のクリエイターがUUUMに新加入

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その「U-FES.」でも発表させていただきましたが、今回、株式会社GENESIS ONEに所属する6組のクリエイターを受け入れるかたちになりました。

中でも(右側の表の)上段のワタナベマホトなどは、登録者数が(2018年11月9日時点で)230万人という、かなり大型のクリエイターになっています。

新作ゲームアプリ「Yの冒険R」が40万ダウンロード突破

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続きまして、引き続きこちらでアプリを作っています。

『Yの冒険R』で(「R」は)リターンズというかたちです。最初は、2015年ぐらいに作ったアプリでした。クリエイターの数も増えてきたものですから、今回100人を起用してリニューアル・リリースさせていただいたものが、40万ダウンロードを突破いたしました。

はじめしゃちょー初主演ドラマ「THE FAKE SHOW」

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続きまして、20ページ目になります。

昨年(2018年)の11月より、「YouTube」では、有料サービス「YouTube Premium」が日本でも展開されました。その中の「YouTube Originals」作品として、弊社所属のはじめしゃちょーが初主演の『THE FAKE SHOW』という作品を、週1になりますが、12月より配信をしています。

「ボンボンTV」が青春ドラマ「最後のねがいごと」を公開

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ドラマが続きますが、昨年(2018年)12月の段階で、講談社さまと一緒に運営させていただいている「ボンボンTV」という「YouTube」チャンネル上において、ふだんのテイストとはかなり違うかたちで、「視聴者さまに泣いてもらおう」ということをテーマとしたドラマを、合計で6話出すことができました。

「クオリティの高い動画を作っていきたい」というところを、弊社は主にやっておりますが、これは日々作っている動画と比べて140パーセントの再生回数を記録しました。ふだんから作っているコンテンツについても、少しずつテイストを変えていきたいと考えています。

当社初となるプロアマゴルフ大会を開催

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「シニア向けの視聴者さまを獲得したい」ということから、昨年(2018年)の2月に「YouTube」チャンネルを開設させていただいています。

その中の1つのイベントとして、プロゴルファー27名に出ていただいて、メルセデス・ベンツ日本さまのご協力のもと、「UUUM Pro-Am Mercedes-Benz CUP」を開催しました。

経営理念

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ここからは成長戦略ということで、昨年(2018年)から同じような話をずっと繰り返させていただいていますので、少し簡単にお話しさせていただきたいところもございますが。

弊社の経営理念としては、「セカイにコドモゴコロを」ということです。

経営戦略

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その中の経営戦略としては、「もっとアソビナカマを」というところです。

クリエイターはもちろんのこと、クライアントさま、もしくは社員、もしくはユーザーをステークホルダーとしていく。その結果、それが株主還元されるというところから、この「アソビナカマを増やしていきたい」ということを経営戦略に掲げています。

動画メディアの変化

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弊社の置かれている状況として、「動画メディアの変化」と書いています。

昨今で言いますと、テレビ(番組の1強)。「テレビ(番組を)見るのは、うちのテレビ(本体)しかなかったんです」というものが、今ではそもそものデバイスが増えて、デバイス単位で新しいコンテンツが生まれていくというところがあるんです。動画における新しいエンターテイメントが、昨今広がっていっていると(いうことです)。

普段視聴する動画コンテンツサービス

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そうした中で、こちら(ふだん視聴する動画コンテンツサービスとして、地上波テレビ)は民放が95パーセントを占め……ということで、高いカバー率になっていますが、無料動画配信サービスの「YouTube」でも70パーセントです。

逆に言うと、「大半の方が『YouTube』で見ているという普及率まで伸びてきた」ということを、お伝えしたいです。

誰もがテレビ(メディア)になる時代へ

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そのような中で、昔で言うと、いちタレントや芸人さんの(個人の)方々がテレビに「出る」という時代でした。そこから今はどうなったかと言うと、個人がテレビの代わりじゃないですが、メディアに「なる」時代が到来している。

まさに「個人がメディアに『なる』」と言い続けてきたことを、この何年間かで実現できているのではないかと考えています。

動画クリエイターは動画メディアかつインフルエンサー

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ならびに、個人(がメディアに「なる」こと)については、利便性があると思っています。

左側は、日常的に(視聴される)「YouTube」チャンネルにおいて、彼らは1つの「動画メディア」として、ファンを(もっています)。もう1個の右側は、インフルエンサーとしての(影響をもち)ファンを(もっています)。

この2つをもつことによって、今はメディアの力を通して、「ファン」と呼ばれている視聴者の消費行動を促す存在にまで、成長しているということです。

フィッシャーズの事例

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1つ、わかりやすい事例で言いますと、フィッシャーズという7人組がいるんです。

片や動画メディアとして、月に3億回の(動画)再生回数。片やインフルエンサーとして、自分たちでオリジナルグッズを販売したりとか、ブランドを作っていただいたりとか。もしくは、自分たちで単独イベントを(開催して)、1回で3,000人の来場者を呼べてしまうという規模にまで、成長してきている。

過去と今後のエンタメビジネスの成功パターン

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今までお話しした中で(とくに)何が言いたいかというと、やはり事業規模を伸ばしていく段階において、これまでのエンタメでは、テレビで露出することが事業を伸ばすことにおいて重大だったと思います。

(今後は)必ずしもテレビに出演しているわけではないですが、テレビ・マスメディアを使わなかったとしても、事業を伸ばすことができる。そのようなビジネスモデルにまで広がってきているのではないかなと、弊社は捉えています。

全てのインフルエンサーをサポートできる体制へ

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そのような業界の中で、さらにインフルエンサーと呼ばれている領域を広げていきたい。昨今だと、アスリートだったりとかいろいろな方が、SNSをはじめとして、「YouTube」だとか「Instagram」など、いろいろなものを使っていっています。

そのような中で、僕たちも動画クリエイターだけではなくて、いろいろな多種多様な人たちにも、サポート体制を整えていきたいと思っています。

当社の成長基盤:「世界一個人クリエイターを大切にしていく」

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そのサポート体制で言いますと、クリエイターの撮影協力から、収益機会の提供であるとか。もしくは、細かいところでは、バックヤード業務として、クリエイターの資産サポートとか。そのようなあらゆることに、弊社としても取り組んでいます。

ここは、僕たちだけでは意味がなくて、あらゆるパートナーさまに業務提携・出資をしてでも、一緒にクリエイターを抱えこんでいくことを、いろいろ強化していきたいという時代になっています。

当社の成長戦略

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言っていることは(以前から)変わらないですが、成長戦略としては3つくらいあります。

1つは、クリエイターを中心として(より広範囲の)クリエイターをサポートすること。

もう1つは、こちらに書いてあるとおりですが、昨年(2018年)からドラマみたいなものにも取り組んでいて、新しい動画広告のフォーマットを作っていきたいと(いうこと)。

ならびに、今はECに取り組んでいまして、グッズであったりイベントであったり(に挑戦する)ということです。

次の領域(への挑戦や)、経済圏の中心として、インフルエンサーの活動(範囲)を拡大していきたいと考えています。

19/5期通期業績見通しを上方修正

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次に、同じく(本日2019年1月11日)15時の段階で、通期業績見通しについても開示させていただきましたので、併せてご報告させていただければと思います。2019年5月期の通期として、以下のように業績を上方修正させていただきました。

(右端が)「新計画の前年同期比」ということで、売上高が(旧計画で)159億円のものを(新計画では、前年同期比)162パーセントの190億円。

ならびに、営業利益が(旧計画で)8億5,000万円のものを(新計画で)11億円。

当期利益が(旧計画で)5億2,400万円のものを(新計画で)6億6,600万円というかたちに、上方修正をさせていただきました。

サービス別売上高見通し(旧計画vs.新計画)

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こちらは、細かいセグメント別(の売上高見通し)となっています。

引き続きアドセンスは、第2四半期がとくに良かったということがございましたので、そこの数字を牽引したままです。ほかの3事業については、堅調に数字を出させていただいているかたちになっています。

レモネードの業績影響について

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ならびに、昨年(2018年)発表させていただいた、レモネード社の買収についてです。吸収合併の影響ということで、説明させていただきました。

のれん及び無形固定資産の償却ということで、今期(2018年11月~)2019年5月までの7ヶ月分については、約5,500万円の発生ということです。そして来期以降については、年間で約9,500万円の償却が発生する見込みでございます。

下期に向けて

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こちらが、最後のページになります。

先ほどの(ご説明の)とおり、通期業績を上方修正させていただきましたが、私たちの考えているところとしては、さらにこの(インターネット動画業界の)中でシェアを広げていきたいということと、(トップラインを伸ばし続けるために)戦略的な投資を引き続き行っていきたいと考えています。

また、戦略投資を行う項目でございますが、もっともっと大きなクリエイターさんをサポートしていきたいということで、サポート体制の強化。

もしくは、クリエイターがやりたいことをマネタイズしていく段階で……今はいろいろなクリエイターが、より多岐にわたって活動を広げていきますので、そこに対しての市場開拓をしていくことへの投資。

ならびに、先ほど説明させていただきましたが、レモネード社の拡販に向けた、人財とマーケティング費用の投資。

ならびに、先ほど「ボンボンTV」の説明がありましたが、今はいろいろなかたちの動画広告に対する取り組みを行っています。「20分のコマがいいのか」「30分のコマがいいのか」「ほかのものがいいのか」。いろいろなものを作りながら、「YouTube」の視聴者に試していっている段階ですので、引き続き、新しいコンテンツフォーマットへの取り組みということを、挙げさせていただいています。

ご質問があるかもしれないのですが、「上期に比べて、下期はコンサバになっていないか?」というところに対しては、さらに投資をしていきたいなということでもございますし。

先ほどお伝えしたとおり、第2四半期は……たまたまかもしれないのですが、弊社が想像しているよりも、アドセンスが良かった部分などがありました。そのような部分は慎重に見て、現在は(通期業績見通しを上方)修正させていただいているかたちでございます。

簡単ですが、私からは以上になります。

質疑応答:競合他社が出てくる可能性は?

質問者1:何点かお願いいたします。

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1つ目は、実績について。7ページの粗利益の推移です。第2四半期の伸びについて、何かテクニカルな特殊要因や追加説明があれば、いただきたいということです。

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あと再生回数について、先ほど少し対前(四半)期比で減っている理由をご説明いただいたのですが、何か「第1四半期で伸びすぎた」とか、そのような特殊でテクニカルな要素があれば、追加でご解説いただければうかがいたいというのが、1つ目です。

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2つ目です。18ページで、他社さんからクリエイターさんが移ってこられたということなのですが、今の御社と競合他社の格差は、だいたいどんな感じになっているのかということです。けっこう御社に集中している様子を感じる部分がありますが、実際はどう捉えられているのかというところです。

今後は御社がどんどん強くなっていくのか、もしくはまた御社とは違ったタイプの「YouTube」のコンテンツを作る競合他社が出てくる可能性とか。そのあたりでどのような考え方でおられるかを、もし可能であれば2点目(としてうかがいたく、ご回答)をお願いします。

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最後ですが、通期予想で、上期から下期にかけて売上高は伸びるのですが、利益は少し減ると(いうことでした)。先ほど「いろいろと投資をしたい」とおっしゃっていましたが、具体的な新規投資の金額は、当初にどれぐらいを見ていて、それに対して(実際は)どれぐらいを投資するのか。もし具体的に固まっておられれば、教えてください。以上、3点お願いします。

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鎌田:ご質問ありがとうございました。

まず1点目は、7ページ目の売上増に伴う粗利益についてです。粗利益につきましては、(要因としては)お伝えさせていただいたアドセンスが一番多いです。セグメントについては、アドセンスが一番、当社の粗利率が低いということになっています。売上の伸びに対して、増加したかたちとなっています。

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2点目は、11ページ目で(ご説明させて)いただきました、「再生回数の伸びが減っている」ということなのですが。

こちらもとくに(想定外の特殊要因は)なく、強いて言うのであれば、この第2四半期は9月・10月・11月で、ちょうど8月の(夏休み期間という)特需が終わっていったん(伸び方が)休んで、クリエイターも11月にイベント(「U-FES.2018」)があって……というものも重なっていました。

今までの右肩上がりとは違い、季節要因としてはこうなることを想定していましたので、特段何か要因があったということではございません。

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18ページで(申し上げた)新規クリエイターが加入したことからのつながりで、他社さんとの格差と言いますか、状況(はどうなのか)ということでした。「他社さんに、どこまで(この場で)触れるのか」みたいなところで、お話としては難しいと思っているのですが。

他社さんの数字について、だいたい把握している部分というと、おっしゃるとおり「YouTube」における地位としては、多くが弊社の割合であることは間違いないと思っています。

今後の「新しいフォーマット」という意味で(の動き)は、どちらかと言うと、今までYouTuberではなかった人たちです。昨年(2018年)ジャニーズJr.さんが「YouTube」を始めたりとか、吉本興業さんの本物の芸人さんが「YouTube」を始めたりとか。

(ただの「動画配信サービス」としての)「YouTube」ではなくて、それこそテレビだとか……違う(メディア)市場として、たまたま「YouTube」に帰ってくること(で、「個人がメディアになること」)は、より増えると思っていますし。

それについてどう思うかと言うと、そうは言っても業界がまだ黎明期だと思っていますので、(ますます)いろいろな方に「YouTube」を見てもらうことにつながると思っているので、注力したいと考えています。

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最後の通期業績見通しの上方修正について、新規投資の費用としては……引き続き、当初出していた業績の中の指数とか(については)、それが実際に業績を上方修正することによって膨らんだりしたのですが。

まだプランを開示していないので、今後出させていただければと思っています。

質問者1:どうもありがとうございます。

質疑応答:アドセンス広告が好調だった背景は?

質問者2:ご説明ありがとうございました。

1点だけおうかがいさせていただきたいのですが、計画としてご開示されていた再生回数の一方で、アドセンスの売上がかなり好調になった背景を、ご解説いただいてもよろしいでしょうか?

渡辺崇氏: それでは、ご質問にお答えいたします。いくつか要因はあると思っていまして。

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主には、先ほども鎌田からご説明させていただいた「再生時間が増えていること」がございます。(動画)1本当たりの再生時間が増えますと、「ミッドロール」と呼ばれる、再生の途中で広告が入るパターンの割合が増えていきます。その分、単純に広告が入る回数が増えて、1再生当たりの広告料が増えやすくなるということが、1つでございます。

もう1つの理由といたしまして、これは我々としては推測でしか申し上げられませんが。「YouTube」に対する広告出稿が、単純に第2四半期は多かったのかなと考えています。

あと3点目も、ちょっとこれも我々には計り知れないところがあるのですが、昨今の「より健全な動画に対して、広告が付きやすくなっている」という傾向が、世の中的にはございますので。そのような要因も一部、影響している可能性はございます。

質問者2:ありがとうございます。

質疑応答:チャンネル登録者数ランキングについて

質問者3:エース経済研究所のサワダと申します。ご説明ありがとうございました。私からは、2点おうかがいしたいのですが。

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まず、レモネード株式会社の今後の費用についてです。効率化において、どのような数字感を立てられているのかというのが、1点目です。

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2点目です。御社の資料にある見通しのうち、「YouTube」の登録者数のランキングなのですが。

若干、資料の(チャンネル)登録者数とランキングに、変動が多少見られている気がして。これについて、何か原因がありましたら、ご解説をお願いいたします。以上の2点になります。

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鎌田:ご質問ありがとうございました。まず、1点目のレモネード株式会社の自動化についてです。

レモネード株式会社自体のサービスが、旧来私たちが(動画を)アップするもので(したが)、うちの営業マンが行く体制に移行して(おり)、最後にアップさせていただくというものと違って、完全にプラットフォームを持ったものになりますので。

そのような意味では、「レモネード株式会社を使ってください」というところが、プラットフォーム(のかたち)でございますが。それが1回導入されてしまえば、あとはクライアントさまの中のサービスになっているので。

そのようなところでは、自動化という意味では進んでいるんじゃないかなと思っています。ご質問に対して、お答えとなっているでしょうか?

質問者3:それが今、御社が人を使ってやられている話で、これがそのまま適用されるとは思っていないのですが。「全般的なシナジーを生むようになる」という経緯について、お願いいたします。

鎌田:なるほど、ありがとうございます。そのような意味では、「YouTube」と「Instagram」(の違い)ということです。プラットフォームのサイズが大きく違って、かつクライアントさまから頂けるお金の額も、どうしても「YouTube」が「動画」ということで多くなっています。なかなか「YouTube」のシステムを使って「全部が自動化」ということ自体は、考えていません。

ただ、企業さまに出させていただくレポートとか、こちらのバックヤードの部分については、レモネード株式会社のものを使うことによって、より独立化を図るという考えはございます。そこについては、取り組んでいきたいと考えています。

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2点目(のご質問)でいただいた、「『YouTube』の登録者数のランキングの変化」と申しますと、よく「各プラットフォームによって、一定の登録者数が増えたり減ったりする」ということがございます。

この「YouTube」において、とくに弊社が抱えているクリエイターについては、純粋に日々ファンの方々が出てきているので(その方々が)登録者数となっていますので。

質問者3:どうもありがとうございました。

記事提供:ログミーファイナンス

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