3. 「もしかして、年金額いつもと違う?」と感じたら、放置しないで確認する方法
年金振込通知書を確認したところ、「年金額がいつもと違う気がする」「扶養が反映されていないのでは?」など、何かおかしいと疑問を感じることもあるでしょう。そのようなときは、ねんきんネットを活用して扶養親族の申告状況や支給額の履歴など内容を確認してみてください。
もし必要があれば、そのまま申告や訂正も可能です。また、申告漏れがわかったときは速やかに訂正しましょう。過去の支給額は最大5年分までさかのぼって修正できます。どうしてもよくわからない場合は、最寄りの年金事務所に問い合わせることをおすすめします。いずれにしても放置だけは避けたほうがいいかもしれませんね。
4. まとめにかえて
今回は、年金振込通知書が届く時期や内容の確認方法、そして厚生年金・国民年金の平均受給額について解説しました。平均額はあくまで目安ですが、自分の年金がどれくらいもらえるのかを把握することは、将来の生活を考える上で非常に重要です。
もし、通知書の内容に疑問を感じたら、そのままにせず「ねんきんネット」や年金事務所を活用して確認しましょう。将来の不安を少しでも減らすために、自分から積極的に行動することが、安心できるセカンドライフへの第一歩となります。
参考資料
村岸 理美
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)