経産省が次世代AIチップ開発を本気で支援 日本半導体産業のマーケットシェア後退に歯止め 2019.01.10 06:00 公開 執筆者泉谷 渉 日本の半導体産業の国際的なシェアの低下がいよいよ問題になっている。1988年に世界最強のニッポン半導体はマーケットシェア50.3%を占有し、米国の36.8%を大きく凌いでいた。その時点ではアジアはわずか3.3%であった。しかし2016年には、日本のシェアは88年比で1/5にシュリンクして10.6%となり、まるで存在感が薄れた国となってしまった。「強いアメリカ」は復活し、世界シェア51.8%を占有、そしてまた台頭するアジアのシェアは28.0%となり、日本の約3倍というありさまである。 記事の続きを読む 関連記事 米中貿易戦争の本格化で中国の半導体開発が急加速 中国最大のエレクトロニクスメーカー、華為(ファーウェイ)のNo.2である孟晩舟氏がカナダで逮捕されたとの波紋は大きく広がってきている。とりあえず(というには巨額だが)8億5000万円にも上る保釈金を払って拘留は解かれたが、起訴されれば数十年にわたる懲役刑の可能性があるとも言われている。 サムスン電子に暗雲が漂い始めている理由 「今や韓国のサムスン電子は、世界企業500社売上高番付で第12位にランクされているビッグカンパニーになった。2017年売り上げは約23兆7140億円であり、日本国内の電機トップである日立製作所の9兆3686億円と比べれば大差がついている。サムスンの背中がますます遠くなってきた」 国内半導体製造装置各社、前工程中心に下方修正目立つ 国内半導体製造装置メーカー各社の2018年度(19年3月期)通期見通しは、メモリーを中心に主要顧客の投資計画が相次いで見直されたことで、前工程分野を中心に業績見通しの下方修正が目立った。後工程では組立装置も前工程同様のダウンサイクルを示しているが、テスト分野では上方修正を行う企業があるほか、フォトマスク関連もトレンドとは異なる動きを示しており、半導体製造装置が横一線で低迷しているとはいえない状況だ。 攻めるインテル、19年も高水準の設備投資継続へ オレゴンなど各工場でクリーンルーム拡張、アリゾナも投資再開 村田製作所、「21年度に売上高2兆円」の中期計画 スマホ・車載分野を主軸に年率9%成長へ LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL