3. 【自賠責保険】「思ったより補償されない、最低限のもの」
すべての車に加入が義務付けられている強制保険の「自賠責保険」は、事故により相手をケガさせたり・命を奪ってしまった場合の「対人補償」が対象です。
ただし、補償額には上限があり、死亡時は3000万円まで、後遺障害でも最大4000万円までとなっています。上限を超える損害賠償が発生した場合、その差額はすべて自己負担となります。自賠責保険は対人補償に限られ、物損や自分のケガ、修理費、弁護士費用などは補償されません。こうした不足を補うために、多くの人が任意保険に加入しています。