今年も残り約1カ月で1年が終わります。
この一年、結婚を考えて婚活したもののなかなかうまくいかなかった…なんて方もいるでしょう。
人生をともにする結婚相手選びとなると慎重になるもの。性格や価値観などさまざまな条件を考えがちですが、なかでも「年収」については漠然とした理想を挙げるのみということも少なくありません。
今回が独身男女が「結婚相手に求める年収」と「リアルな年代別の平均年収」を比較します。
年収だけじゃなく、お金を貯める習慣やお金の使い方があらわれる「貯蓄額」の平均についても見ていきましょう。
1. 「結婚相手に求める年収」独身の男女別にいくら?
まずは株式会社リンクバルが行った「恋愛・結婚に関する意識と実態調査 2025」を参考に、独身の男女が恋人や結婚相手に求める年収を見ていきましょう。
1.1 恋人に求める最低年収
男性の場合、恋人の年収にはこだわらないという方が最も大きな割合を占めました。
- こだわらない:54.5%
- 年収300万円:17.8%
- 年収200万円:12.7%
2位と3位を見ても、恋人にはそれほど高い年収を求めていないことがわかります。
一方で、女性の結果は以下のとおりでした。
- 400万円:27.5%
- 500万円:21.5%
- 600万円:14.2%
1.2 結婚相手に求める最低年収
では、結婚相手に求める年収はどうなのでしょうか?
まずは男性から確認します。
- こだわらない:53.5%
- 年収300万円:17.7%
- 年収200万円:12.9%
こだわらないと回答した方の割合はやや低下しましたが、恋人に求める年収とほとんど変わりはありませんでした。
一方女性は、以下のとおりです。
- 400万円:25.8%
- 500万円:24.1%
- 600万円:18%
こちらも上位3つは恋人に求める年収と同じでした。
ただし、年収400万円の割合が減り、年収500万円と600万円の割合が増えています。