3. 「毎月1万円」の積立投資のメリット!
「月1万円の積立投資なんて意味がない」と思う方もいるかもしれません。しかし、少額投資だからこそのメリットもあります。
	- 毎月の投資額が少ないため、価格変動によるリスクを抑えやすい
- 家計への負担が小さいため、無理なく継続しやすく、精神的なストレスも少ない
一方で、「まとまった資金を一括で投資したほうが効率的」と考える人もいますが、積立投資の大きな利点は、「買うタイミングを分散できる」点にあります。
毎月一定額をコツコツと投資していくことで、「高いときに買ってしまった…」というリスクを緩和できるでしょう。
価格が低いときにはより多く買うことができ、結果として長期的には購入単価の平均が下がる効果が期待できます。
4. 積立投資をするなら「NISA」を活用しよう!
積立投資をするなら、利益が非課税になるNISA口座を活用しましょう。
NISA制度は国が資産形成を後押しする税制優遇制度です。
運用益や分配金・配当金には通常約20%の税金がかかりますが、NISA口座を活用して生じた利益は「非課税」になるため利益をまるまる受け取れます。
積立投資を始めるなら、少額でも、早い方が有利です。金融機関によっては、ワンコイン程度から積立投資が可能なケースもあるので、1万円でなくても、家計に無理のない金額でトライしてみるのも良いかもしれません。
参考資料
              和田 直子
             
            
  執筆者
  
    
      
      
        
        株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
        元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
       
     
   
  
    一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行に入社。三井住友信託銀行に転職後、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
現役世代からシニア富裕層までの幅広い個人顧客に対し、資産運用コンサルティングを行う。
<主な専門領域>
投資信託、ファンドラップ、外貨預金、生命保険、医療保険、住宅ローン、事業性ローン、贈与、相続、遺言信託、不動産など、多岐にわたる金融サービスと承継対策をワンストップで提案。特に、長期的な資産形成や富裕層向けのウェルスマネジメント、シニア世代への承継・相続の分野で豊富な知識と実績を持ち、表彰歴多数。
現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のマネー編集部にて企画・執筆・編集・監修を担当。
厚生年金保険と国民年金保険(老齢年金・障害年金・遺族年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、資産運用を専門とする。
NISA、iDeCo、住宅ローン、カードローンなどの国民生活に直結する金融情報を始め、FX、株式投資、金(ゴールド)などの投資経験をいかし仕組みやリスクなどを分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成【2025年10月7日更新】