4. ③「レバレッジ」で少額でも大きな利益を得る可能性あり
FXの最大の特徴として「レバレッジ」があります。
これは、自分が入金したお金(証拠金)よりも何倍もの大きな金額を動かせるしくみのことです。てこの原理のような特徴なので、レバレッジ(=てこ)といいます。国内で個人は最大25倍までかけられるので、たとえば10万円で250万円分のような取引が可能になります。しかし、大きな利益を得る可能性がある一方で、損失も同じように膨らむ可能性があります。これが「FXは危険」と思われる理由のひとつだといえます。
だからこそ、初心者はまず低めのレバレッジで慎重にはじめることが大切です。また、レバレッジが最大の25倍で固定されている会社も多くあります。そんな時は、取引単位「1通貨単位」など小さな取引単位を扱っている会社を選び、少額から投資をはじめると安心です。
4.1 初心者は小さな取引単位ではじめるのがおすすめ
株の単元のように、FXも取引単位があり「1000通貨単位」や「1万通貨単位」での取引が一般的です。しかし、取引単位が大きいとはじめに自分で入金するお金もそれなりに必要で、また損失が出た場合の損失額も高くなる可能性があります。初心者のうちは「小さな勝ちを積み重ねる」意識で、「1通貨単位」や「100通貨単位」などで少額でトレードに挑戦すると良いでしょう。