2. 全国各地で目撃されているヨドバシカメラのラッピング広告
大きな注目を集めた、「ヨドバシカメラ」のラッピング広告。
ヨドバシカメラは全国に展開する家電量販店チェーンで、とくにカメラ関連商品の取り扱いが豊富なことでも知られています。今回話題となったバスのラッピングは、そんなブランドイメージを直感的に伝えるのにぴったりな広告手法といえそうですね。
投稿主の@Itsuki_Nishiueさんによると、こちらは千葉駅のロータリーで撮影したとのこと。
写真を撮影した経緯について伺うと、「普段から面白い掲示物やサイン・広告があれば私も何かの参考になればと思い撮り溜めています。今回もその一環で、とても面白かったのでSNSでシェアしました」と話してくれました。
投稿には「地元でも見たことある」「昔から見る」といったコメントもあり、どうやら長年全国的に展開されているラッピング広告のようです。
ヨドバシカメラの店舗がある地域の市バスにラッピングされていることが多いようなので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
なるほど、そういう発想!
— 西上いつき/Itsuki Nishiue@「鉄道運転進化論」(交通新聞社新書166)発売中! (@Itsuki_Nishiue) June 15, 2025
恐れ入ります。 pic.twitter.com/1UTh1XH0cL
3. 2024年の日本の総広告費は7兆6730億円
バスのラッピング広告が話題となったことに関連し、ここからは「2024年の日本の広告費」を紹介します。
株式会社電通が公表している調査レポート「2024年 日本の広告費」によると、2024年の日本の総広告費は前年比104.9%の7兆6730億円。2021年から4年連続で成長し、3年連続で過去最高を更新しました。
媒体別にみてみると、マスコミ四媒体広告費(新聞、雑誌、ラジオ、テレビメディア)は2兆3363億円、インターネット広告費は3兆6517億円、プロモーションメディア広告費(交通、屋外など)は1兆6850億円。ラッピングバス広告を含む交通広告は1598億円でした。
いかがだったでしょうか。今回は、Xで話題になっているヨドバシカメラのバス広告を紹介しました。
参考資料
小野田 裕太