ライフプランを立てることは、理想の生活を実現するために欠かせません。多くの方が抱える「お金は足りるのか」「老後は大丈夫か」といった漠然とした不安は、「よく分からないから怖い」という心理から生まれます。
ライフプランを立て、具体的な数字に基づいて状況を把握すれば、必要な対策が見えてきます。今回は、ライフイベントにかかる費用の目安や、ライフプランを立てるときの具体的な手順などを解説します。
1. ライフプランニングとは
ライフプランニングとは、人生の希望や計画を具体的に描くことです。自分の希望するライフプランを考え、実現するためにどの程度のお金が必要かを決めるうえで、ライフプランニングは欠かせません。
「老後が心配」「子どもの教育費が足りるか不安」という漠然とした不安を抱えている方でも、ライフプランニングを考えることで、「月3万円貯めれば大丈夫」のような具体的な計画を決められます。
「なんとなく貯金する」というモチベーションでは途中で挫折してしまう可能性がありますが、「5年後のマイホーム購入のために月10万円貯金する」という具体的な目標を掲げることで、持続しやすくなるでしょう。
また、現在の資産状況や収支のバランスを把握することで、現状の課題や着手すべき対策を明確にできます。「収入を増やす」「支出を見直す」「資産運用を始める」など、さまざまな面から希望しているライフプランを実現するための対策を考えましょう。