4. 50歳代からのNISAはリスク許容度を考える
本記事では、50歳代からNISA積立投資で65歳までに1000万円用意できるのかをシミュレーションしました。
記事内では年率3%の運用でシミュレーションしましたが、実際の投資は運用利回りの保証はありません。特に50歳代から投資を始める場合は、リスクを取りすぎないように注意しましょう。
株式は比較的リスクが高い商品です。そのため、リスクの高い株式と比較的リスクが低い債券を合せて運用するなどで、リスクをコントロールしながら運用をおこないましょう。
50歳代からの資産形成は、お金を増やすことだけでなく、お金を守ることも意識しながら資産運用を始めてみてください。
参考資料
苛原 寛
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、SNSやWebコンテンツを通じて金融情報の発信を支援する株式会社ファイマケの代表を務める。