「日当たりが悪い玄関先の小さな植栽スペースに、あまり大きくならない木を植えたい!」
「できるだけ手入れの手間が少なくて、一年中おしゃれな低木が欲しい」

このような方におすすめなのが、日陰に強くてあまり大きくならない常緑低木。暗くなりがちな日陰の玄関先を、一年中おしゃれに彩ってくれます。さらに、成長がゆっくりな低木を選べば、お手入れもほとんど必要ありません。

この記事では、植栽メンテナンス業務を7年経験した筆者が、ローメンテナンスで日陰に強く、おしゃれな常緑低木を厳選して3つ、参考価格とともにご紹介します。

1. この記事でご紹介する「ほぼ手入れのいらない常緑低木」

写真のマホニアコンフューサほか、日陰に強い常緑低木をご紹介します1/6

黄色い花を咲かせ始めたマホニアコンフューサ

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  • ヒメシャリンバイ
  • サルココッカ
  • マホニアコンフューサ

3つとも、植え付け適期は春~初夏。気になる低木があったら、苗を探して玄関先にお迎えしてみてくださいね。

記事の後半では「日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い」についても、わかりやすくお伝えします。

2. 日陰の玄関先がおしゃれに!ほぼ手入れ不要の常緑低木3選

2.1 ヒメシャリンバイ

春に咲く花と小ぶりな葉がおしゃれな「ヒメシャリンバイ」2/6

ピンクの小花を咲かせているヒメシャリンバイ

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ヒメシャリンバイは、春から初夏にかけて淡いピンク色の小花を咲かせます。花とほぼ同時期に出る赤い新芽と、光沢のある緑色の葉とのコントラストも鮮やか。季節を感じさせてくれるシンボルツリーのような存在感も魅力です。

葉も小ぶりで、全体的にコンパクトなかわいらしい印象。どんなテイストの玄関にも自然とマッチする雰囲気です。葉が密生するため、ちょっとした目隠しを兼ねて植えることもできますよ。

日当たりが悪すぎると花つきが悪くなるため、花を楽しみたい場合は半日陰に植えるのがおすすめ。潮風に強く、沿岸地域でも安心して楽しめます。風通しのよい場所で乾燥気味に育ててください。

※参考価格:1000円~1500円前後(4号ポット苗)

2.2 サルココッカ

香りのよい花とスタイリッシュな雰囲気が魅力の「サルココッカ」3/6

白い花を咲かせているサルココッカ

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サルココッカは赤や黒の実も楽しめます4/6

赤い実を付けているサルココッカ

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サルココッカは早春に香りのよい花を咲かせ、秋から冬にかけて赤色や黒色の実が熟します。細長く光沢がある葉もおしゃれで、日陰の玄関をスタイリッシュに演出してくれる低木です。

あまり大きくならないため、玄関先の小さな植栽スペースや鉢植えでも育てられます。樹高が低く枝が密生するため、玄関アプローチのグランドカバーや低い生け垣にもできる、使い勝手のよさも魅力です。

日陰から半日陰で、乾燥に注意して育てましょう。寒さが苦手なので、冬に寒風や霜が当たらないように管理してください。

※参考価格:1000円~3000円前後(4号ポット苗)

2.3 マホニアコンフューサ

鮮やかな花とエキゾチックな雰囲気が素敵な「マホニアコンフューサ」5/6

黄色い花を咲かせているマホニアコンフューサ

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マホニアコンフューサは、秋から冬にかけて花穂をすっと伸ばし、鮮やかな黄色い花を咲かせます。細くスタイリッシュな葉がふんわりと広がり、一株でもボリューム感のある低木です。

エキゾチックな雰囲気がありながら、主張しすぎないナチュラルな雰囲気も持ち合わせており、おしゃれなカフェでも見かける低木。どんなテイストの玄関にも合わせやすく、一株植えるだけで一気におしゃれ度がアップしますよ。

寒さには弱いので、半日陰の暖かい場所に植えて育ててください。成長はゆっくりですが、大きくなりすぎたと感じたときは、春の新芽が出る前にお好みの大きさに切り戻しましょう。

※参考価格:1500円~2000円前後(4号ポット苗)

3. ほぼ手入れ不要の常緑低木で、日陰の玄関をおしゃれに!

あまり手入れが必要なく、おしゃれで日陰に強い常緑低木を厳選して3つご紹介しました。植えてみたい庭木はありましたか?

今回ご紹介した庭木はどれも寒さが苦手なのですが、鉢植えでも育てられるものばかりなので、寒冷地や霜が降りる地域では鉢植えで育てて、冬は玄関の内側で楽しむのがおすすめです。

この記事を参考に、日陰の玄関をローメンテで素敵なおしゃれ空間に変身させてみませんか?

4. 【ガーデニング豆知識】日なた、日陰、半日陰、明るい日陰とは?

日なた・日陰・半日陰・明るい日陰の違い6/6

日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いとは?

出所:LIMO編集部作成

さいごに、日なた、日陰、半日陰、明るい日陰の違いも整理しておきましょう。

  • 日なた:1日中よく日光が当たる場所。または、日陰になる時間が1日2~3時間程度。
  • 半日陰:半日程度(1日3~6時間程度)日が当たる場所。または、日なたの木の下など、木漏れ日がさす場所。
  • 明るい日陰:1日を通して直射日光はほとんど当たらないが、外壁や窓などの反射光で、ある程度の明るさがある場所。または、1日1~2時間程度日が当たる場所。
  • 日陰:1日を通して日光がほとんど当たらない場所。

「日陰で育つ」と言われている植物の多くは「半日陰」や「明るい日陰」を好みます。完全な「日陰」で生育できる植物もありますが、「日陰」では花つきや葉色が悪くなる可能性があります。

もし可能であれば、少しでも明るい場所や、1日1~2時間でも日光が当たる場所を選んで植え付けると、育てやすくなりますよ。

鈴森 真樹