2. 約2時間半遅延するも無事離陸
この日、@P5747fさんはフジドリームエアラインズを利用して神戸空港から青森空港に移動したとのこと。
この時間帯には、@P5747fさんが搭乗していたFDA833便のほか、2機ほどが青森空港に着陸。どの機体も問題なく着陸したといいます。そして着陸後、隣にいたJAL機を撮影したのが、話題となった1枚です。
その様子を見た@P5747fさんは、「本当にこれで飛ぶのか。でも、この環境で着陸できたからもしかするとこの機体も今から飛ぶのかなと思いました」と当時の心境を振り返ります。
結果、JAL機は写真を撮影した約2時間後に離陸。定刻より約2時間半遅延したそうですが、離陸できただけでもすごいことですね。
実は青森空港には、冬の離着陸を支えるスーパー部隊が存在するのです。
3. 青森空港を支える「ホワイトインパルス」
全国有数の豪雪地帯にあり、雪の多い年では累計降雪量が10mを超えることもある青森空港。
そんな青森空港を支えているのが、複数社の共同企業体により編成される青森空港除雪隊「ホワイトインパルス」です。
東京ドーム約12個分にも及ぶ空港内の除雪面積を、ホワイトインパルスの車両は約40分で除雪。滑走路本体の除雪は除雪車両計10台が、斜め1列に隊列を組んで走行します。
さらに駐機場等の除雪も同時進行で行い、1度の除雪で出動する車両は6種類・34台にも及ぶのだとか。そんな「ホワイトインパルス」の活躍によって、青森空港では積雪時も離着陸が可能になっているんですね。
投稿主の@P5747fさんも、「この環境の中着陸できた事は本当にすごいことだと思いつつ、除雪隊の『ホワイトインパルス』の方々やパイロット、空港職員の方々に感謝しないといけないなと感じました」とつづりました。
返信や引用欄でも、「雪国はレベルが違うな」「流石〜雪に対する経験豊富」「空港関係者の皆様に心から感謝ですね」といったコメントが続出しています。
青森空港これでも飛べるの凄すぎ pic.twitter.com/EgjBqvl5Cb
— P-5-R402A162✈️ (@P5747f) January 5, 2025
4. 二人以上の世帯の「交通・通信」の消費支出は4万2838円
青森空港の旅客機が話題となったことに関連し、ここからは二人以上の世帯の「交通・通信」の消費支出を紹介します。
総務省統計局が公表している「家計調査報告〔家計収支編〕2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、二人以上の世帯の消費支出は、一世帯当たり1か月平均29万3997円(2023年)。
「交通・通信」にかける月平均額は4万2838円で、そのうち「交通」にかける費用は5324円、「自動車等関係費」は2万5316円でした。
いかがでしょうか。今回は、Xで話題になっている「冬の青森空港」について紹介しました。
参考資料
小野田 裕太