4. まとめにかえて
今回は、男女間の働き方の違いや年収格差について見てきました。
男性は安定して年収が増える傾向がある一方で、女性は結婚や子育てを機にキャリアが中断しやすく、その結果として年収に大きな差が生じる現状が浮き彫りになりました。
共働きが一般的となりつつありますが、家事や育児において女性に負担が偏る傾向がある現状では、女性活躍推進を推し進めることは難しいのではないでしょうか。
最後に、日本・イギリス・ドイツ・フランスの男女間賃金格差をご紹介します。
徐々に改善されているものの、日本における男女間賃金格差は大きいものとなっています。
男女間賃金格差を埋めるためのひとつの対策として議論されている施策が「年収の壁」の撤廃です。最後に、参考資料として「年収の壁」に関する詳細なデータも掲載しています。
これらを活用し、自分の働き方やキャリアプランを見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。