1.1 新NISAの「つみたて投資枠」と「成長投資枠」
新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」があります。
「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の非課税保有限度額は1800万円で、成長投資枠のみの活用の場合は1200万円です。
つみたて投資枠と成長投資枠の併用は可能です。
【つみたて投資枠】
- 年間投資枠:120万円
- 投資対象商品:長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託
【成長投資枠】
- 年間投資枠:240万円
- 投資対象商品:上場株式・投資信託等
積立投資をする場合は「つみたて投資枠」での運用が適しています。
1.2 「積立投資」は一定の金額を購入し続ける投資手法
積立投資とは「あらかじめ決めた金額」を「続けて」投資することです。
投資商品は、社会情勢や経済状況の影響による値動きがあります。
積立投資は、一定の金額を購入し続けるため、高いときは少なく、安いときは多く購入でき、最終的に平均単価が平準化されます。
長期的な投資を前提とすれば、投資商品の金額の上下に一喜一憂することなく、継続して運用可能です。
運用する金融機関によっては、毎月1回の積立だけでなく、毎週、毎日の設定が可能です。
積立投資はご自身の状況に合わせて、少ない金額からでも始められるのもメリットのひとつです。