イージーパンツの難点
楽な穿き心地が特徴のイージーパンツ。しかしながら、いざスタイリングにすると「部屋着っぽい」や「だらしない」といった印象になりかねません。
今回はそんな弱点を克服した「おしゃれに穿ける」イージーパンツをショップスタッフが厳選。スラックスと瓜二つのアイテムから今旬のトラックパンツまで5アイテムが揃いましたので、ぜひご覧ください。
リネンの質感を存分に
『EDIFICE』オリジナルのイージーパンツは、リラックスした雰囲気が魅力的な一本。リネン生地を採用することで、さらりとした肌触りを実現。汗ばむ時期でも、快適に着用できる点が嬉しいですね。
また、アンクル丈に設定することで、程よい抜け感を演出。革靴・スニーカー、足元に何をもってこようともサマになるイージーパンツです。
専業ブランドならではのシルエット
有名ブランドのボトムスの製造も手掛けるファクトリーブランド『CELLAR DOOR』。昨年に引き続き今年も多くのブランドがリリースするコーデュロイは、これからの季節に最適です。
またイージーパンツながらもスラックスを穿いているかのような上品なシルエットは、パンツ専業ブランドだからこそ成せる技。カラバリはキャメルとブラックの2色展開。
生地特有の風合いを活かして
ユーロ圏のヴィンテージファブリックをヒントに、リネンキャンバスを使って製作された『nest Robe CONFECT』のイージーパンツ。生地の持つリラックスした質感と、スラックス型の上品なシルエットとのバランス感覚が秀逸です。
晩夏からまだ暑さが残る秋口の「使える」パンツとしてぜひ。夏素材として知られるリネンですが、秋でもラクというワードで十分活躍してくれます。
ハイスペックが売り
『FOB factory』の接触冷感イージースラックスは、その名の通りひんやりとした穿き心地を味わえる一本。加えて、シワになりにくさ、速乾性、そしてUVカット機能まで備えた猛者。
ドローコードを内側に配し、ベルトループを設けることで、イージースラックスの「いかにも感」を払拭した点も魅力的です。ビジカジ用の一本としても使える優れもの。
ディテールにこだわりを
国産の3段構造のPOLY SMOOTH JERSEY生地を用いた『SUNNY SPORTS』のトラックパンツ。シンプルなルックスながら、サイドの同色ラインにはメッシュ素材、裾にはファスナー、そしてオレンジのドローコードなど、こだわりのディテールが満載。
いま旬のトラックパンツ。スタイリングのマンネリ化打破として、取り入れてみてはいかがでしょうか?
あとがき
だらしないからと、食わず嫌いをしていたという方が多いアイテム。しかし、いざ蓋を開けてみたら意外とそんなことないなんて思ったのではないでしょうか? デザインやシルエット、素材感に気を配るだけで「だらしない」印象は緩和されます。
スタイリングのマンネリ打破という意味でも、ぜひ、イージーパンツを取り入れてみてはいかがでしょうか?
FACY